昨日8月24日、岡山・湯原温泉ミュージアムにて「江西劇団公演『湯気夢里寄席(ゆけむりよせ)』」が行われた。
7月に発表会見が行われたプロジェクト「よしもとふるさと劇団」の先がけとなった、岡山県湯原温泉郷の地域住民と「岡山県住みます芸人」の
会場には地元住民や温泉の宿泊客など約80名が来場。真庭市からの挨拶や真庭市長のメッセージ代読、湯原観光協会会長・小河原靖弘氏の挨拶のあと開演となった。まずはトップバッターとして江西が登場。昨年3月から半年間、同会場で「お笑い温泉番頭」を務めた江西が「僕のこと知ってる人?」と定番の質問を投げかけると、浴衣姿の宿泊客以外は全員手を挙げるという意外な展開に。おなじみのギャグ「エニシングOK!」も、江西が教える必要もなく、完全なる“ホーム”な雰囲気の中でネタを披露することができた。
続いては同じ中国地区の住みます芸人である「島根県住みます芸人」の
物語は、湯原に伝わる「はんざき」と呼ばれるオオサンショウウオを退治するために、桃太郎がイヌ、サル、キジの家来たちと地元湯原の英雄・三井彦四郎らとともに立ちあがるというもの。三井彦四郎の仲間である地元のガソリンスタンドの店員、旅館の若旦那兼ミュージシャン、ハワイ帰りの宿の支配人と、個性豊かなキャラクターが続々登場してくる場面は特に大きく盛り上がり、終始和やかな笑いに包まれたまま終演となった。
公演後、座長の江西は「内容を変えたので、去年来てくれたお客さんも楽しめたんじゃないかなと」「(手応えが)あったところもなかったところもありますが、それも含めて100点。今までやってきたことが出せてのこの成果。今後は湯原以外の場所でもこのメンバーで公演していきたいです」と満足そうにコメントした。劇団員には「まだまだできた」と悔しさを表すメンバーもおり、劇団としてさらなる進化を示唆していた。
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- あなたの街に”住みます”プロジェクト第2弾「よしもとふるさと劇団プロジェクト」
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お笑いナタリー @owarai_natalie
岡山県住みます芸人と地域住民の「江西劇団」大成功 http://t.co/CFjqyxRSL3