初登場2位、タイムマシーン3号が所属後初太田プロライブ

昨日8月12日、東京・明治安田生命ホールにて行われた太田プロライブ「月笑」に、タイムマシーン3号が移籍後初めて登場した。

タイムマシーン3号は今月8月1日から自らの希望で太田プロダクションに所属。若手芸人たちが毎月しのぎを削る伝統の事務所ライブ「月笑」の中間クラスGIIコーナーからスタートすることとなった。太田プロの魅力について山本が「アンコウみたいなもので、捨てるところがない」と言うと、関は「アンコウ？ アンコじゃなくて？」とやりとり。「素晴らしいところです」と改めて所属を感謝していた。

同事務所には彼らが参加している芸人ユニット・FKD48のアルコ＆ピース、トップリード、マシンガンズをはじめ多くの芸人仲間たちがいるが、彼らの反応は「FKD仲間、オンバト仲間であればあるほど冷たい」と苦笑。しかし「それほど仲良くなかった人は素直に歓迎してくれるし、仲良い芸人たちは『来たのかよー』『来んじゃねーよ』みたいな感じで。その冷たい愛情が逆に嬉しいですね」と、その和気藹々とした会話自体を喜んでいた。これまでは事務所のほぼトップの位置にいたため、今後は先輩たちとのやり取りも楽しみという2人。さらに彼らと同じ東京アナウンス学院出身という共通点のある芸人たちも多くいるため安堵していた。

しかし、「争いが苦手」という2人は「やっとオンバト卒業して争いから抜けたと思ったところに」と、「月笑」には苦手意識。ネタ見せにいたっては9年ぶりだったということで「この緊張感は新鮮」とも語った。ライブでは大きな拍手で迎えられ、関のデブネタをドレミの歌にのせた漫才を披露。ネタ後にはMCのダーリンハニーとのトークもあり、「これからよろしくお願いします」と改めて挨拶した。

ライブ会場については「広い！」と2人ともビックリ。汗だくの関は「緊張しましたけど、直前になったらそうでもなかったです。これからずっとこれに出るんだと思ったら緊張してる場合じゃないなと」と感想を述べたほか、ネタ後のトークが嬉しかったそうで、「ああいうふうにいろんな人たちと絡んでいきたい」と希望を語った。今後の彼らの活動はそれぞれのブログや太田プロオフィシャルサイトに掲載。タイムマシーン3号の新たなスタートにぜひ期待しよう。

なお、昨日の月笑は、通常行わない8月に異例の開催ということで、ダーリンハニー長嶋の発案によりお祭り感満載のライブに。長嶋は、ビートルズが来日の際に着ていた法被のレプリカ、わけがわからないまま「法被を持って来い」とだけ言われた吉川は鉄道会社の法被でお祭り感を演出。長嶋がデザインした来月の月笑チラシ、抽選で当たる月笑ノベルティ缶バッジなども用意された。さらにGIコーナーの出演者全8組の出囃子をそれぞれの出演者のイメージに合わせて選曲。“太田SONIC”“月長”と銘打ったスペシャル感満載のライブとなった。

しかし、エンディングでは、新宿カウボーイ・かねきよが噛んだときのギャグ「噛んだ噛んだ、神田正輝」の被害者が続出。告知を噛むたび、これを言わされる流れになってしまい、アルコ＆ピース平子がこれをドラえもん風にアレンジし被害を拡大させたことから、コブラナッツ、インスタントジョンソンも巻き込まれてしまった。

次回の月笑は9月9日（月）。昨日の結果は1位が風藤松原、そして2位にタイムマシーン3号がいきなり食い込んだ。チケットはチケットぴあにて発売中。詳細は太田プロオフィシャルサイトにて。