8月2日に
さまざまな形でイジられてきた堤下が持つツッコミの技術をすべて使って返し方を教える本書。会社の上司、母親、美容師、近所のおばちゃんなどさまざまな相手に活用できる1冊となっている。
握手会の前に行われた取材会で、堤下は「相方に渡したら『薄っ!』って一言をいただいたので(笑)。これから厚く売れるようにがんばりたい」と挨拶。共演者や親に「お前本当に太ってるな」と言われたときに返してきた言葉を1つにまとめたら面白いのでは、と本書出版の経緯を語った。
また、タイトルにある“ブタ”という言葉を初めて言われたのは「小学校4年生のときの同級生」。「しょうゆ顔、ソース顔っていうのが流行ったときに、『ブルドックからのブタ』っていうのがあった」と原点を振り返った。また、「芸能界では相方の板倉が最初。でも普段から『ブタ』とは呼ばれませんよ? それはそれでびっくりしますけど(笑)」と話す。そのほかにもタモリ、関根勤などが言ってきてくれると感謝したが、「(『ブタ』と言われるのは)それは嫌ですよ。人ですから」と本音も。「面白おかしく、愛を持って言ってきてくださる方がいるので楽しくやらせていただける」と“ブタイジり”について語った。
堤下は、返しのコツについて「怒ってると見ている人も嫌な気持ちになる。笑顔で緩急をつけて」と解説したほか、ボケた人を悪者にしないように「速くツッコむ」ことを心がけているという。本書には普段から使っている返しを収録しているため、「芸人仲間に読まれるのは恥ずかしい」という心のうちも明かした。
何度も「ブタ」という言葉を使う報道陣に対して「報道関係者が何回『ブタ』って言うんだよ!」とキレのあるツッコミが飛び出す場面も。ボケる質問者に「なんなんですか!」とキレた素振りを見せつつも、「1人でのこういう握手会とか初めてで実は緊張していました。ボケてくださるのでありがたいです。あとでゆっくりお礼したい」と内心を告白して笑いを誘った。
また、堤下は「新幹線の東京・大阪間で読める本。移動中や、学校でワイワイとか会社でこっそり読んだりとかしてもらえると嬉しい」と期待を込めてコメント。「返し、ツッコミがどういうものかわかっていただけたら」と読者にメッセージを送った。
「2、3人しか来なかったら記者さんたちも参加してくださいね」と不安げに話していた堤下だったが、握手会には長蛇の列。堤下は喜びの表情を見せ「いっそ2、3人でも面白かったんですけどね」とおどけた。中には「普段からすごいイジられるんです!」と堤下に激しく共感するファンも。堤下は1人1人と言葉を交わしながら握手会を行った。
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