板尾創路、R-1ぐらんぷり最終決戦の審査を振り返る

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「板尾日記8」(リトルモア)の発売記念イベント「板尾日記朗読会」が、昨日2月23日に東京・原宿vacantにて開催され、板尾創路が取材に応じた。

「板尾日記朗読会」を実施した板尾創路。

「板尾日記朗読会」を実施した板尾創路。

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板尾は、20日に発売されたばかりの「板尾日記8」について「最初はこんなに続くとは思わなかった。8年間もよう書いたなと」と感慨深そうにコメント。昨年2012年の1年間が綴られた同日記のハイライトを尋ねられると、「うちの奥さんが妊娠して、心配ごともあったけど、元気に(次女が)普通に生まれてきてくれました。1年のちょうど真ん中ぐらいの6月25日にそれがあったので、そういう年だったなと。狙ったわけじゃないですけど、その前後のことが日記に書いてあります」と語った。日記にも綴られている現在8カ月の子供については、「いつもニコニコして機嫌がいい子」と板尾。「情緒が安定してるから手こずらない。最近はちょっと人見知りをしはじめたんで、それがかわいかったり…」と、照れ笑いを浮かべていた。

昨年、映画「私の奴隷になりなさい」で共演した壇蜜については、「役柄がピッタリだし、覚悟もあるし、“私はこの映画で体当たりの演技をして世の中に出ていきます!”っていう変な意気込みじゃなくて、開き直りみたいなものを感じた」という。「ああいうキャラクターは過去にもいましたけど、オリジナルティがあるし、ブレイクするんじゃないかなという予感がありました。マリリン・モンローみたい。おっさんの食いつきがすごい」と続けた。

また、映画公開後に壇蜜の自宅に招待され、すき焼きを2人きりで食べたエピソードを明かすと記者からは質問が集中。「彼女はそれが普通なんでしょう。友達がいると思って行ったらいないから、不思議な感じでした。(映画の中で)裸の付き合いをしたから戦友みたいな感じ。マヒしてくるって言ったら失礼ですけど……」と語り、食事をして一緒にDVDを観たこと以外には何事もなかったことを強調した。

日記の中では、昨年の「R-1ぐらんぷり2012」について、優勝したCOWCOW多田や友近、チュートリアル徳井の印象を簡潔に綴っている。引き続き審査員として参加した今年の決勝戦のことを聞かれると、「ヒューマン(中村)くんもすごい芸だし、素晴らしいなって思うんですけど、三浦(マイルド)くんのキャラクター+人間性みたいなものの破壊力にはやっぱり勝てない」と振り返り、「あのフリップ芸って、たぶんヒューマンくん以外がやっても、やりようによってはウケるじゃないですか。もっとうまい人がやれば、もっと笑いが取れる可能性がある。彼は作家のような、原作者のイメージだったので、僕は最後三浦くんに票を入れました」とコメントした。

2005年から休むことなく書き続けられている「板尾日記」も今回で8冊目。お笑いはもちろん映画やドラマの仕事、待望の次女が誕生したプライベートのことなどが綴られている。今回の「板尾日記朗読会」第1部には、映画「空中庭園」で共演した鈴木杏、第2部には、プライベートでも親交があり新作日記にもたびたび登場する酒井若菜を迎えた。また、イベントの最後には“ポコちゃん”(日記での次女の呼び名)が板尾に抱かれて登場するサプライズもあった。

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