学生芸人16組集結「イイね(笑)グランプリ」初代王者決定

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昨日2月21日に、学生芸人日本一を決める「イイね(笑)グランプリ」が東京・渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホールにて開催された。

「イイね(笑)グランプリ」出演者全員での集合写真。(c)トゥインクル・コーポレーション

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初代グランプリを勝ち取ったまんぷくユナイテッド。優勝賞金10万円が贈られた。(c)トゥインクル・コーポレーション

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これは、トゥインクル・コーポレーションの社員が各大学のお笑いサークルのライブに足を運び「イイね!」と思う学生芸人をスカウト、その学生たちが出場する大会「イイね(笑)ライブ」の決勝戦。昨年2012年4月から12月まで隔月で行われてきた大会の上位3組ずつに、敗者復活戦を突破した1組を加えた計16組の大学生芸人たちがこの決勝の舞台に駒を進めた。

決勝戦では、観客が「面白い」と思う学生芸人3組を選び、その得票数でグランプリを決定。さらに、MCを務めたエレキコミックが選び、「JUNKサタデー エレ片のコント太郎」(TBSラジオ)のポッドキャスト出演権が与えられる「エレキコミック賞」、これまでの大会にもコメンテーターとして登場した作家・川尻恵太、お笑い評論家・ラリー遠田、ゲッターズ飯田、お笑いナタリー編集長・遠藤敏文が決める「コメンテーター賞」が用意された。

MCとして登場したエレキコミックは、軽快なトークで会場に漂う決勝戦ならではの緊張感を払拭。そして「『イイね(笑)グランプリ』ー!」「始まるよー!」という客席とのコール&レスポンスで会場が温まると、ライブはスタートした。1ブロック目は、のーべるまん、ファルセッター中島、ポップシクルズ、SLOWRUN、手羽先ボーイズの5組。活気溢れるネタで会場は序盤から大きな笑いに包まれる。2ブロック目は、いちゃもんず、乳桃みゆ、横浜ジャオズ、地獄フルスロットル、おこめの5組で、どの学生芸人も個性豊かなネタを披露した。最後のブロックは海上中野、ロブスターズ、たそがれマナー、Gパンパンダ、ロードムービー、まんぷくユナイテッドの6組が完成度の高いコントや漫才を熱演。フリの効いたオチに会場からは「おおー」と唸る声や大きな拍手も沸き起こった。

全組のネタ終了後、観客投票の集計中にステージには出演者全員が集合。憧れのエレキコミックとの絡みに異様に張り切る者、感極まる者、それぞれがエレキとのクロストークに花を咲かせた。そして、トークの最後にやついが全組にコンビ名、芸名を順番に言わせていくと「アーノルド・シュワルツェネッガーです!」とボケてみせたGパンパンダがやついの独断で「エレキコミック賞」を獲得。エレキが大好きだという星野はその場で膝から崩れ落ちながらガッツポーズを決めた。また「コメンテーター賞」は、独特な設定の“許してもらう方法”を漫才で展開したたそがれマナーに「満場一致で」決定。各コメンテーターから持参の著書やグッズなどが贈られた。最後にゲッターズ飯田が優勝者を発表。敗者復活戦から勝ち上がり、人間の体内を舞台にした勢いのある漫才を見事に演じ切ったまんぷくユナイテッドが初代グランプリに輝いた。

第1回にして敗者復活からの優勝となり大いに盛り上がった今大会。「イイね(笑)ライブ」は今後も隔月で開催されるので、学生芸人はもちろん、お笑いファンはハイレベルな学生芸人の戦いをぜひチェックしよう。

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サーロイン🇯🇵しすけん🇯🇵 @shin_dohya

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この記事にも出てるまんぷくユナイテッドがテレビ千鳥に出てて時代の流れを感じる https://t.co/PtEp8x4sqn

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