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芸人仲間が応援、アンバランスが太田プロ所属に

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昨日2月4日より、アンバランスが太田プロダクション所属となった。お笑いナタリーでは心機一転の彼らに話を聞いた。

アンバランスは1992年にコンビを結成。昨年2012年3月には、18年半務めた「ごきげんよう」(フジテレビ系)の前説卒業が話題となった。そして昨年10月、所属していた事務所を円満退社。少しの間フリーで活動を続けていた。

移籍のきっかけは、昨年7月に行われた東貴博の結婚式。結婚式には、土田晃之、アンジャッシュ渡部ら「ボキャブラ天国」でともに切磋琢磨した芸人仲間が多数参加し大いに盛り上がったという。「たまたま4次会がボキャブラ勢大集合になったんです。土田、古坂大魔王、X-GUN西尾さん、渡部」と語ったアンバランス。「昔話に花が咲いたんですが、土田が『最近X-GUNさんも出てきて、古坂も出てきて、もともと俺が面白いと思ってた芸人が世に顔を出してきて嬉しい。そんな中アンバランスだけが世に出てないのが歯がゆい』って言ってくれて」(山本)、「気が付いたらみんな大号泣(笑)」(黒川)と、そのときの状況を思い返した。

そしてフリーになり、土田から「お笑い芸人としてチャンスの多い太田プロで完全燃焼したらどうか」という提案が。黒川は「タイミングとしては、『あっ、このタイミングか』ってなりました」とビックリ。山本は「年内は年末で皆さんお忙しいだろうと思い、年明けてからゆっくり動こうと相方と話しました」とじっくり腰を据えていたそう。今年2013年1月になってからとんとん拍子に話が進行。すぐに所属が決定した。

太田プロに魅力を感じた点について、土田から「アンバランスは太田プロのカラーに合うと思う。先輩もいて、後輩もいて、ライブがあって。お前らの人間性とかも後輩たちに教えてくれたら」という言葉があったと2人。また「偉そうにするタイプでもないし、みんな付いていきやすい。マシンガンズの西堀とかに山本がイジられてたら嬉しい」とも言っていたと喜んでいた。

昨日は太田プロにて社員たちに所属の挨拶をしてまわった2人。その感想を聞くと、「いや、組織、ですねえ(笑)」とその大きさに驚きながら、「趣味がバイクなんですけど、そういうこととか聞かれて。ネタだけじゃないんだと。ありがたいです」(黒川)と意気込みをみせた。

今後は、新宿の明治安田生命ホールにて毎月第1月曜日に行われている太田プロライブ「月笑」に出演していく予定。「月笑」では、1年間の観客投票で優勝して初めて単独ライブやDVDというご褒美があるだけに、どの芸人も渾身のネタを披露している。そのクオリティの高さで長年続いている名ライブだが、山本は「これまでネタを避けてましたから」と告白。「毎月ネタ見せやって手を変え品を変えやってる若い子に勝てるわけないと思ってて。僕らはネタでは勝負できない。トークで勝負しようって相方にも言ってました」とこれまでのことを振り返った。

あらためて、黒川は「もちろん前説を長くやらせていただいたおかげというのもあるんですが、ここでもう一度ネタで」と気合いの表情。山本も改めて「もちろん新ネタで。実は手応えのあるネタが2本」とはにかんだ。

芸人仲間同様、バラティ番組でおなじみの辻カメラマンを始め、多くのスタッフから愛されている2人だけに、フリーになった際には心配の声もあがったそうで、「今日を持って報告に行きます」と安堵。2人とも家族があり、黒川は「嫁からのプレッシャーもありましたから(笑)。今日は笑顔で帰れます。娘は太田プロに『大島優子ちゃんがいる』ってテンション上がってました」と明かした。

今後は「土田とスタジオで会いたい」という夢も。芸歴20年を過ぎて「ゼロからのスタート」と語るアンバランスの2人。これを機会に、多くの芸人が認める彼らの実力と人柄が今後発揮されていきそうだ。2人の活躍をぜひ見守ろう。

アンバランスコメント

黒川:やれることはなんでもやりたいなと思ってます。ネタも趣味のバイクもいろんなことも含めて可能性が広がりました。ほんとに、ゼロからのスタート。新たなスタートを切ったアンバランス、乞うご期待です。

山本:えー、読者のみなさま。ビックリしてるでしょうけど、僕たち、辞めてなかったんです。

黒川:そこね(笑)。

山本:売れてなかったんではなく、気づかれてなかったんです。僕たちまだ続けてますので、これからいろんな人の前に顔を出す機会が確実に増えてくるであろうと思います。これまでの経験を1個1個活かして、次につなげられるように頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。

※記事初出時より、本文に変更がありました。

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