吉田の深さ、小杉の広さ、ブラマヨのコンビ力がDVDで判明

先週11月21日、DVD「マヨブラジオ presents 自力で運を掴み取れ！ ブラックマヨネーズ史上最強のコンビ力バトル」が発売。ブラックマヨネーズの2人が見どころを語った。

本作は、ブラマヨが司会を務めていた深夜番組「マヨブラジオ」（読売テレビ）のスピンオフとして放送された人気企画「コンビ力バトル」3回分を収録したDVD。2人は、双子、芸能界のおしどり夫婦、M-1チャンピオン芸人と対決し、勝った分だけチャンスが広がる運試しに最後賞金を懸けて挑戦する。吉田は双子対決のオープニングで行った腕試しで「丸い物といえば？」という質問に答えたときのことを思い返し、「『地球』は忘れられないですよね。パッと浮かんだのがこの答えやったんですけど、答えを合わせにいこうと思ったら絶対ボールなんですよね。でも自分に正直に書いたやつが一緒やったってことが嬉しかったです。たぶん小杉もそうだと思うんですけど」と感慨深い様子。小杉は「僕はその前のお題で、『吉田こんなん書くかな』と思ったんが続けて2個外れたんですよ。だから3個目で本気のひらめきを書いたら合うっていう。大人な渋い相方やなって思いました（笑）。紆余曲折あって、わけわからん答えで合うって」と苦笑いしていた。

対決では終始小杉への深い洞察力を見せた吉田に対して、その吉田に振り回された小杉。コメント取材ではその原因をめぐって小杉が「取材拒否や！」と叫んだり、「褌を締めなおさないと」と反省する場面も。また対決で明らかになった2人の性格から、ブラックマヨネーズの仕事の方向性についても聞くことができた。最後は2人が対決した際に絶対勝てるとどちらも豪語する対決方法が判明。DVDの内容とともに楽しんでほしい。

ブラックマヨネーズコメント

――全編にわたって吉田さんが小杉さんを好きな気持ちが溢れていたように見えました。

吉田：それはほんまにそうなんですよ。

小杉：そんなことないでしょ！

吉田：僕らのことを知れば知るほどわかることなんですが、最初みんな初期段階として「小杉は愛がある、優しい」という評価がやっぱりあるんです。けど、彼の心の芯の芯は冷たい。

小杉：そんなことないって！ 確かにDVDでいうと俺は吉田に関する問題を外しがちですよ。けど、芯が冷たいっていうのは吉田が考え過ぎなだけであって、僕は受け身なだけ。

――ビンゴでは吉田理論が大当たりしてましたが、小杉さんの予測は浅かったような。

吉田：そうそう。

小杉：いやいや、取材拒否や！

吉田：「こういうところある」っていうところまでは見てるけど、その理由までは考えてない。

小杉：確かにそれはあるかも。人間性の差というか。冷たいとかではなく、僕は物事を広めに見てるんです。でもね、僕は吉田の支離滅裂なところも受け止める覚悟でやってるんですよ。

――普段ツッコミの小杉さんからはあまり見られない天然な部分も対決の中に垣間見れますね。

小杉：「来た道を来た事件」ですよね。それは誰よりも俺が一番絶望的でしたよ……。

吉田：その瞬間は怖いですよ、大丈夫かこいつって。仕事上でもこういう判断ミスをするんじゃないかとか。

小杉：あれに関しては自分の褌を締めなおさなアカンと思いました。

――ブラックマヨネーズとして仕事の判断をする際にもその感覚はありますか？

小杉：今後の方向性や仕事の判断に関してはいつも2人で話してますね。意見が割れるときもありますけど、話し合って「確かにそうか」ってなるときもありますし。僕が吉田の意見に対してそうなることが多いかもしれないですね、「そりゃそうか、やめとこうか」って。でもまずは自分の意見を言いますね。吉田のほうが冷静に物事を見てるなっていうのは昔からあります。そのときはわからなくても後から「ああ吉田が言うてたな」って思うことも。

吉田：「やらんでもええんちゃうの」ってことを僕は言えるんですよ。それは僕は自分で好きなところなんです。ただカッとなることが起きてしまったときはダメですね。すぐそれを番組でやりたいって言うんですよ。「それはお前の個人的な恨みすぎるから絶対やめとけ」って小杉が言います。それでも僕は「やらせてくれ。ムカついてるから」って言うのを、止めてくれて。しばらく経ってから「ああやらんでよかった」って思います。

――また2人で対決するとしたら勝つ自信はありますか？

吉田：1人の女性が、初日は小杉と過ごす、2日目は俺と過ごす、どっちがいいかって対決したら僕は負けると思うんですよ。ただ、1日おきで3年、いや1年後、さあどっちと付き合うっていう対決をやりたいですね。それは勝ちます。

小杉：いやいやいや！ それはわかりませんよ。俺、献身的な技ありますから。それに関しては負けるとは限らん。1日おきやったら体力的にもいけるし！