昨日11月15日、吉本興業創業100周年記念公演「吉本百年物語12月公演『日本全国、テレビで遊ぼ』」制作発表会見が行われた。
12月公演の舞台は1970年代。師走の大阪ミナミに1人の天使が舞い降り、笑いの世界に登場した「テレビ」というメディアとの戦いを模索する若き芸人たちの葛藤を目撃する。登場するのは、横山やすし・西川きよしのほか、桂三枝、中田カウス・ボタン、オール阪神・巨人など。彼らの若き日々が青春群像劇としてよみがえる。
この日の会見は西川かの子が司会を担当。まずは、中井秀範プロジェクトリーダーが今回の舞台について「それまで演芸場は大人の世界だったが、深夜ラジオやテレビ番組の公開収録を通じて、若い人たちの間にも演芸が広がっていった。その頃の雰囲気や、横山やすし・西川きよし、桂三枝らの芸人たちの“勢い”が出せたら」と概要を説明すると、尾中美紀子プロデューサーも「過去をぶっ壊すことが面白いとされた時代。演芸の世界も、その大きな波に乗って動き出していく」と語った。
続いて今回のキャストを代表して、西川きよし役の西川忠志、妻・ヘレン役の瀬戸カトリーヌ、横山やすし役の
また、横山やすしの大ファンという矢野は“横山やすしモデル”のメガネを購入して持っていたことを明かしつつ、「変にモノマネにしてしまわず、お芝居としてやすし師匠の魅力、漫才師としての道のりを表現したい」と決意を表明。終始会見でツッコミ役にまわっていた石田は「やすしきよしという日本一の漫才師が、どういう遍歴を経て今もなお影響力のあるすごい存在となったのか。それを芝居に参加しながら見られるのが楽しみ」と心躍らされている様子だった。
吉本百年物語12月公演「日本全国、テレビで遊ぼ」は、12月7日(金)から29日(土)まで、大阪・なんばグランド花月にて上演される。チケットは各プレイガイドにて発売中。詳しい情報はオフィシャルサイトにて確認を。
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- 吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
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舞台は1970年代へ「吉本百年物語」12月公演制作発表 http://t.co/S1d41g2R