昨日11月12日、東京・千本桜ホールにて、「
これは、今年2012年8月マセキ芸能社主催のお笑いライブ「真夏の笑フェス2012」会場近くにて、芸歴17年のスパローズが、芸歴4年目で元ユニバーサルボンボンの大将から同ライブのチラシを渡されたことに端を発したもの。スパはこの絶好の機会を逃すことなく、すぐさま同ライブでネタにしたのみならず、「THE MANZAI」でも活用するイジりの剛腕ぶりを発揮した。一方、大将はその後ユニバーサルボンボンを解散し、フリーとなり新たなコンビ「スーパーニューニュー」として1カ月前に再出発。ところが新たな一歩を踏み出した瞬間、スパに召喚されてしまった。
このメインディッシュの大将の前にまず吊るし上げられたのは、浅井企画の三野マネージャー。スパの2人は「最近ひどい!」と憤り、この日客席に貼ってあった「関係者席」という紙のお粗末さをさっそく指摘した。「俺らに仕事をくれるかもしれない方々の席に!」と実物を見せると観客は大爆笑。「最初はかわいかった」という三野マネの逸話は、「初めてとってきた仕事が、700円払って出るラジオ」「実家に招き自分は寝る」「すぐにタメ口」など枚挙に暇がない。ところが観客席で笑って観ていた三野マネを舞台に呼ぼうとすると、「いいっす、いいっす」と軽く拒否され、スパは唖然としていた。
前菜でお腹いっぱいのオープニングとなったが、ここからが本番。いよいよ大将がステージに呼びこまれると、スパの2人は大将にピタッと詰め寄り「どーも、僕たちがスパローズです」と笑った口と笑わない目で丁寧に挨拶から始めた。そしてソファに座るよう促した後「俺だったら先輩いたら座らないけどね」、質問を止め静寂の中「この空間楽しもうか」など、若手には考えられないイジりジャブを連発。まるで「世にも奇妙な物語」に引きずり込まれたかように動揺し続ける大将だったが、ここで大和からとんでもない提案が。それは「自分たちが言う芸人とスパローズ、どっちが上かハイアンドローゲーム」。ウソは許されず、苦しい選択を迫られる若手芸人にとって究極のゲームとなっている。震え上がる大将に森田は「俺たちにビラ渡すってこういうことだから!」と高笑い。大将にとって地獄の5分間の幕が開いた。
観客は、スパの斬新で鋭いイジりと大将の素直な反応に、この吊るし上げの間中終始大爆笑。ときに悲鳴も混じるほど、この一触即発のやりとりに熱中している様子だった。そしてひとしきりイジり終えたスパの2人は「この関係をクリアにして仲良くしたい」とキッパリ。大将がホッとしたのも束の間、「ライブの最後に出演者全員の順位つけてもらってもいい?」と破格の落とし前を要求され、「とんでもないことしちゃったな……」と肩を落として舞台を去って行った。
続いて登場したゲストの
最後のゲストは、ほとんど初共演となる
その後は、筋肉美で魅せるHGの「歴史を彩ったフォー!」、HGをそのままパクった強心臓の持ち主RGのギャグ「一生一緒にいてくれや」にスパも観客も大喝采。最後はやはりRGのあるあるタイムとなり、渡辺美里「My Revolution」にのせたスパローズあるある「スパローズの2人は身長178センチくらい」、GAO「サヨナラ」にのせたHGあるある「何か食べるとき、くちゃくちゃ言う」で大いに盛り上がった。
エンディングは舞台に全員集合し、最後のデザートとなる大将による先輩たちの格付けランキング発表。大将による苦渋の決断は、5位・野田、4位・RG、3位・森田、2位・HGという結果に。残る大和と和田が1位と6位をかけて結果を待ったところ、6位にはやはり大和が選ばれた。最後に大将は汗顔の至りで「本当に飛躍的な1年でした」とコメント。しかし「この後の打ち上げが本命だから」という森田の悪魔のささやきでライブはお開きとなった。
なお、大将は12月5日(水)、東京・中野Vスタジオにて行われるライブ「東部第33部隊」に出演。11月26日(月)には千本桜ホールにて、「スパローズ大和presentsトークライブvol.2『女の話』」が開催される。
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これ四年前か。。
ユニバーサルボンボン懐かしい。
スーパーニュウニュウの結成年として覚えやすい
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