本日11月12日、東京・ヨシモト∞ホールにて「東洋水産 presents R-1ぐらんぷり2013」の開催発表記者会見が行われた。
ピン芸日本一を決めるこの「R-1」は2002年より開催され、今回が11回目。優勝賞金500万円を目指して多くの芸人達が激突する。会見には前回(第10回)チャンピオン・
多田は「前回の決勝では、文枝(当時桂三枝)師匠が自分ではなくスギちゃんに投票したのが心残り(笑)」と前回のR-1を笑顔で振り返ったほか、「優勝賞金を使って車のサイドミラーを伊勢丹柄にした。伊勢丹社長ともお会いして、伊勢丹の紙袋をいただいた」と優勝後のエピソードを披露。あわせて今回のR-1には出場しないことを表明した。
桂三度は「出場するからには落語をやりたい。そもそも『R-1』の『R』は『落語』の頭文字。“面白いR”をしていきたい」と宣言。前回準決勝に進出しているガリガリガリクソンは「前回は決勝ではできないネタをやった。今回は下ネタもなくバランスのいいネタをフェアにやりたい」とまっとうなコメントをしたものの、その後「決勝でやる予定の一発ギャグ」として「♪右乳首左乳首交互に見て」と2700を下世話にパクるネタを披露し、RGに「斬新だね!」とフォローされていた。
前回まで2年連続で決勝に進出しているキャプテン渡辺は「R-1をきっかけにギャンブルを盛り上げたい」とキャラ通りに話し、パチンコやパチスロのたとえ話などで会場を戸惑わせたものの「こういう反応をされるのもわかっている。やることに価値がある!」とあくまで前向き。サイクロンZは「毎年イメージを変えていて誰だかわからなくなっている」と自虐的に語ったほか、前回決勝で披露したマジックのネタをきっかけにマジックバーで働き始めたことを明かし、この会見でも実際にマジックを成功させたものの「うまくなると笑えない」と墓穴を掘っていた。
RGはB.B.クイーンズの近藤房之助を模した姿で登場。「出るなら近藤さんか『空耳アワー』の安齋肇さんで出たい」と話し「R-1の1回戦から各ブロックの1組目で出て会場を盛り上げたい」と意外なR-1への愛情を述べた。
また今回は東京と大阪のみならず、名古屋、福岡でも初めて予選が開催される。これに伴い、名古屋を拠点に活動するオレンジ田中が「白のスウェットを純白のドレスに変える」華麗な一発芸を披露したほか、「佐賀県住みます芸人」のひのひかり智が朴訥としたトークで会場を沸かせた。博多を拠点とするアイドルグループ・HKT48の中西智代梨もこの会見で参戦を表明。「この場に立っている以上、アイドルではなく芸人としてやりたい」と意気込みを語った。
なお会見にはR-1の「PR大使」として山崎邦正の姿も。山崎は「番組をトータルで見ていきたい。正直、審査員を狙っている。今田さんや東野さんと自分は同レベルだと思っています。芸人は年功序列です!」と堂々と野心を明かしている。
「R-1ぐらんぷり2013」の参加はすでに受付中。来月12月24日(月)より東京予選がスタートする。決勝大会の模様は来年2013年2月、関西テレビ・フジテレビ系全国ネットで放送される予定だ。詳しい応募方法や観覧方法は、オフィシャルサイトでぜひご確認を。
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