ウッチャンナンチャン
既報の通り伊藤淳史と小出恵介がダブル主演を務める本作。原作「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」(太田出版刊)で放送作家・鈴木おさむが描いた芸人達の青春の光と影を、自らもお笑いの世界に身を置いてきた内村が温かくもリアルに描く。
長澤、木村、川口の3人は、結成12年の売れないお笑いコンビ「房総スイマーズ」の田中(伊藤)と甲本(小出)を陰で支え、2人の将来に影響を与える重要な役どころ。長澤は、恋人として甲本を懸命に支え、後に妻となる新谷久美役を、川口はそんな甲本と久美の1人娘で高校生となった甲本さくら役を演じる。木村は田中の妻となる宇田川麻衣子役。さらに結果として彼らの運命を左右することになるテレビ局のプロデューサー役を、佐々木蔵之介が演じる。
彼女、家族、仕事仲間の温かさや葛藤を通して描き出される、夢と現実の狭間でもがく芸人達のドラマ。内村監督が「驚くべき理想のキャスト」と絶賛する役者達の演技にぜひ注目しよう。
内村光良のコメント
驚くべき理想のキャストだと思っています。川口春奈さんには、個人的な想いも含めて理想の娘像を。木村文乃さんには、可愛くて尚かつ芯の強い恋人像を。そして、長澤まさみさんには、時代時代の中で、恋人から妻、母親へと、大きな母性愛で主人公を見守っていく女性像を、見事に演じていただきました。各女優陣がこの映画を華やかに優しく彩ってくれたことに心から感謝しています。さらに、佐々木蔵之介さんをはじめとする男優陣も魅力的な方々ばかりで、理想にぴったりの配役でした。皆さんに感謝、感謝です。
長澤まさみのコメント
内村監督は、とても丁寧に演出してくださって、わかりやすく場面の説明をしてくれるので、私もすぐに監督を信頼し演技できました。一途で素敵な監督だと思います。夢に向かって一生懸命に生きる登場人物たちに勇気をもらえたのと、内村監督が子供の頃から大好きだったので、出演を決めました。頑張る2人に共感していただけたら嬉しいです。
木村文乃のコメント
お話をいただいてから原作を初めて読んだのですが、すぐにやらせて下さいとお返事しました。とても人間くさくて不器用な愛情がたくさん詰まっている作品です。また、内村さんが監督されると聞いて絶対素敵な作品になると感じました。夢に向かって進んでいく姿を見守っている役なので、監督と相談しつつ、伊藤さんとの空気感を大事にひとつひとつのシーンを作っていきました。振り返ってあらためて麻衣子をやらせていただけてよかったと心からうれしく思っています。
川口春奈のコメント
台本をもらって読み始めたときから泣いてしまって、すごく撮影が楽しみでしょうがなかったです。甲本さくらという役は自分に正直で家族思いで正義感のある子だと思います。とても人間くさくて、愛が溢れている作品になったのではないかと思います! 元気になる作品です! 田中と甲本のコントが大好きです!
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