ドラマー小籔がチャットモンチーとシャングリラ演奏

昨日9月29日、大阪・舞洲コヤブソニック特設会場にて開催された吉本新喜劇座長・小籔千豊主催の野外イベント「KOYABU SONIC 2012」で、チャットモンチーと小籔のコラボステージが実現した。

2008年からスタートし、5年目を迎えた音楽とお笑いの人気ビッグイベント「KOYABU SONIC」。既報の通り、昨日は芸人のネタのほか、小泉今日子×COWCOW、スチャダラパー×池乃めだかなどの大型コラボで大いに盛り上がりを見せた。

チャットモンチーのライブでは、演奏終了後にMCの小籔とレイザーラモンがステージに登場。ここでHGが「チャットモンチーさん、素晴らしいステージでした！ しかし、まだあれを演奏してないんじゃないですか？ みなさん『シャングリラ』聴きたいですよね？」と呼びかけると、会場からは割れんばかりの拍手と歓声が送られた。しかし、メンバーの福岡が「3人のときはよくやっていたんですけど、2人になってからやっていないんです」と躊躇。会場でYOSHIKIやドラムを叩ける人を探してみたが見つからず、誰もが諦めかけたところで「私が叩かせていただきましょう」と小籔が名乗りを上げた。「こんなこともあろうかと、3カ月間ドラムレッスンをやってきました」と小籔。スティックを手に颯爽とドラムセットに腰を下ろした。

演奏がスタートし、小籔がドラムを叩き始めると会場は一気にヒートアップ。途中スティックを飛ばしてしまうハプニングに見舞われながらも見事に1曲完奏すると、惜しみない拍手と大きな声援が小籔に送られた。「すごいですよね、感動しました。完璧でした！」と福岡。小籔は「合ってました？」と不安そうにしていたが、「合ってました。すごいです」とボーカルの橋本も、その演奏力の高さに驚いていた。最後に小籔は「MCがたりない、シャングリラのドラマーがたりない、となったら、すぐによしもとに電話してください。今日はありがとうございました！」とチャットモンチーにお礼の言葉。あらためて大きな笑いと拍手を集めていた。

KOYABU SONIC 2012

2012年9月29日（土）、30日（日） 大阪府 舞洲コヤブソニック特設会場
＜出演者＞
（29日） AFRA / EGO-WRAPPIN’ AND THE GOSSIP OF JAXX / 加藤紀子 / サイプレス上野とロベルト吉野 / サニーデイ・サービス / スチャダラパー / スモールポルノ / 田島貴男（オリジナル・ラブ） / チャットモンチー / TOKYO No.1 SOUL SET / 小泉今日子 / ビッグポルノ/ N´夙川BOYS / COWCOW / 桂三度 / シャンプーハット / 千鳥 / 土肥ポン太 / 中山功太 / 南海キャンディーズ / バッファロー吾郎 / モンスターエンジン / 矢野・兵動 ほか
（30日）AKTION a.k.a 真木蔵人 / AFRA / ET-KING / orange pekoe / カジヒデキ / Zeebra / スモールポルノ / HALCALI / ビッグポルノ / ホフディラン / 盆地で一位 / YO-KING / 麒麟 / 天竺鼠 / 中川家 / 2700 / 2丁拳銃 / 博多華丸・大吉 / フットボールアワー / ロバート / 笑い飯 / ダイアン ほか