“桂三枝”最後のテレビはあのギャグ芸人といきなり2人旅

明後日7月15日（日）放送の「東西芸人いきなり！2人旅」（ABC）に、桂三枝がゲスト出演。桂三枝としてテレビに出るのはこれが最後となる。

同番組は、ほぼ初対面の東と西の芸人が、いきなり一泊二日の2人旅に出かけたらどんな旅になるのかを楽しむ“旅×人間観察”バラエティ。MCは東野幸治と勝俣州和で、ハラハラドキドキの展開を絶妙なトークで盛り上げる。

今回は、東野と勝俣が驚愕の声を上げ、スタジオの客席からはどよめきが湧き起ったマッチメイクがついに登場。東の芸人に選ばれたのは、海パン姿のギャグで大ブレイクし、現在は愛すべきイジられキャラとなったある芸人で、西の芸人には、23歳のときに5代目桂文枝に弟子入りして以来45年にわたってお笑い界、落語界で大きな功績を残してきた桂三枝が選ばれた。三枝は放送翌日の7月16日には「六代桂文枝」を襲名。このため「桂三枝」の名前でのテレビ出演はこれが最後となっている。

2人の旅の舞台は番組史上初の海外。韓国の金浦空港で待ち合わせ、最先端のファッションが集まる東大門でショッピングを堪能する。最強の人気絶叫マシンを楽しんだあとは、ヨン様から少女時代までが通う人気の小顔エステを体験。スパでは裸のお付き合いもあり、夜は高級ホテルでシャンパンを片手に語り合う。

ソウルの金浦空港で待っていた東の芸人は、三枝が現れるやいなや、しばし呆然。緊張のあまり、いきなり筋肉自慢を始めてしまう。東大門に向かうタクシーの中では、一発ギャグでブレイクしたものの、その後が続かない東の芸人が三枝の永遠のギャグ“いらっしゃ～い”の誕生秘話を聞く場面も。東大門では三枝が彼に海パンをプレゼントするが、絶叫マシンでは三枝が乗車を拒否するなど、なかなか距離の縮まらない2人にVTRを見ている東野たちもやきもきする。だが、スパでは三枝の粋な計らいも飛び出し、「師匠！ すばらしい！」と東野たちは大喜び。なんと奇跡のギャグのコラボレーションを披露する。その後、酒が入ってのトークでは、三枝から「いつまで海パンをはいてるんかなあ」と将来を心配されていた東の芸人が、堅実な自身の将来像を告白。これに対する三枝の貴重なアドバイスとは。放送は関西ローカル。この貴重な東西芸人2人旅を放送地域の人は絶対にお見逃しなく。

桂三枝コメント

――今回共演した芸人はどんな印象ですか？

知性的。体を鍛えていい体をしている。健康でいるというのは芸人にとって一番。まあずっと移動の時もカメラが回っていて、しんどい番組です。僕より、彼のほうが疲れたと思います。ギャグが1個でも2個でもヒットしたのはすごい。筋肉、健康、もっと勉強して、インテリマッチョですか。アホなことと、きちんとしたこと、幅があると磐石ではないでしょうか。

――放送が襲名前日、「三枝」として最後の出演ということについて。

ちょっと寂しい感じです。撮影のときは楽しくやってました。最後と改めて思うと寂しい。変わってみないとわからないですが。

東西芸人いきなり！2人旅

ABC 2012年7月15日（日） 23:15 ～ 24:10
＜MC＞
東野幸治 / 勝俣州和
＜ゲスト＞
桂三枝 ほか