昨年2011年9月に行われた単独ライブの大阪公演を収録した本作。新作漫才4本に加え、新作コント5本が100分を超えるボリュームで観ることができる。音声特典にはオリラジによるオーディオコメンタリーを収録。藤森が「チャラ男」キャラで脚光を浴び、中田が「よしもと男前ランキング2012」で2位に躍り出るなど、勢いに乗る2人のネタやトークが楽しめる。
購入特典も生写真やポスター、イベント参加券など充実。詳しくはよしもとアール・アンド・シーのオフィシャルサイトでご確認を。
オリエンタルラジオのコメント
――漫才の印象が強いお2人ですが、本作にはコントがたっぷり収録されていますね。
中田:では、まずは藤森さんからコメントを。
藤森:コントをやるのは久しぶりでしたね。僕的には、自分で1本だけ書いた「岩谷テンホー先生もの」のコント(「CONTE COMICS」)が、いちばん思い入れがあります。
中田:去年は「ピカルの定理」(フジテレビ)や「芸人レンタルボックス」(テレビ朝日)に出させていただいて「コントが楽しいな」と感じたので、ライブにも取り入れました。再ブレイクや相方の「チャラ男」ブームもあったりして、最後に「武勇伝」も入れて、総決算的なライブになりましたね。これでようやく納得できるDVDが出せたな、と。これからファンになってもらえる方は、このDVDをまず最初に買ってほしいです。今までのファンの方もヒストリーをさらえます。
藤森:あと、ジャケットもすごく丸みのあるもので、そういう意味では僕もようやく納得できたかな。
中田:アートワークは私が決めまして。これまでエッジを効かせてきたのですが、穏やかなデザインになりました。そろそろ柔らかい人間になったことをアピールできると思います。「これで嫌えるものなら嫌ってみろ!」と。
藤森:そういう言い方すると嫌いになっちゃう(笑)。
中田:とりあえず現時点での最高傑作ができたので、多くの方に観てほしいですね。
――最後に「武勇伝」で締める構成についてはどんなお考えがありましたか?
藤森:相方が構成を決めたんですけど、「あぁー、カッコつけたいんだな」って(笑)。
中田:漫才やコントの後で「ライブが終わったかな?」とお客さんに思わせておいて最後に武勇伝をやる、というのは、1年目に初めて単独ライブやったときとまったく同じ構成なんですよ。それを、歴史を経て再ブレイクしたタイミングで原点に帰ってもう1度やる、という。自己満足なんですけど。
――ネタの内容は7年間の浮き沈みを織りまぜた深みのある内容ですね。
藤森:「リアル武勇伝」。
中田:我々のことを知っていれば知っているほど面白い。今年の「エンタの神様」(日本テレビ)復活SPでもこのネタができてよかったです。
――オーディオコメンタリーも充実の内容です。
中田:我々オーディオコメンタリーが大好きで。楽しいよね。ぜひ聞いて欲しいです。
――次のライブに向けて期するところは?
中田:劇場の定期公演だと一見さんのお客さんが多いので、同じネタをやることが多いんです。そこを今年はスベってもいいから新ネタかけていこう、と。もう1回、漫才に力を入れようと思っています。
藤森:僕の中ではコントは正直難しかったです。あっちゃんは得意なキャラがあったりするんですけど、ゴリラのコントでは2人ともキャラがけっこうブレてて(笑)。僕もチャラ男みたいなキャラはあるけど、それをコントでやると弱い、という(笑)。どちらかと言われれば、漫才をやっていきたいですね。
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