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本日リリースされたこのDVDには、東京・銀座博品館劇場にて昨年2011年9月に開催されたマキタの単独ライブ「オトネタ3」の中から厳選された音楽ネタが収録されている。マキタスポーツ率いるバンド・マキタ学級でドラムを務めるウチノファンタジーとともに店内に姿を現したマキタは、最初は立ち見で観覧していたファンを「なんだったらみなさん座りましょうよ」と床に座らせると、自分自身もパイプ椅子から降りてあぐらでトークを展開。「これ、なんのワークショップだよ?」などと話しながら独特のリラックスムードを演出した。
トークではおなじみ「作詞作曲モノマネ」ネタについて「オリジナルの音色を真似して、フレージングも記号的に入れて、部品を組み立てて1つの作品を完成させている」と技術論を展開。DVDに関しては「メディアに出すことがないネタもいろいろと入っている。僕のファンは音楽に詳しい人が多いので細かいところを見てもらえたら」と呼びかけた。トークの後にはレアな楽曲をあぐらのまま2曲披露。作曲にまつわる裏話も交えながらファンを楽しませた。
「特典引渡し会」を前に記者取材に応じたマキタは、話題のオリジナル楽曲「十年目のプロポーズ」について「ヒット曲に共通する4つの法則にならって作り上げた。DVDにはその講義(「ヒット曲の法則」)も収録されている。チャートアクションもインディーズ盤で一瞬だけ1位になったことがある」と手応えたっぷりのコメント。メディアの露出が増え始めた最近の活動について「2年くらい前から“オーバーグラウンド”でやろうと動き始めていた。ただメジャーなところでは結果を残さなきゃいけないので大変。今までみたいに自分のやりたいことだけやるわけにはいかない」と心境を明かした。
「現在気になるミュージシャンは?」と尋ねられると「女性では平原綾香さんの存在感がすごい。ワンアンドオンリーな空気感を出している」と答えたマキタ。続けて「男性では福山雅治さん。1曲ごとに作風が違っていて、音楽的なしっぽが掴みにくいが、何をやってもうまくいく。思想や性格がどういうことになっているのだろう」と、新たな作詞作曲モノマネに向けて分析的に語った。
DVD「マキタスポーツ単独ライブ オトネタ」
【本編】オープニング / ヒット曲の法則 その1 / 作詞作曲ものまね講座(お母さん / オノマトペ / スパッツ / 若大将のハミングソング) / ヒット曲の法則 その2 / オトネタベストヒットショー(フロバの純真 / みそ汁(独唱) / オーシャンブルーの風のコバルトブルー) / ヒット曲の法則 その3 / ヒット曲の法則 その4 / 十年目のプロポーズ / 歌うまい歌 / エンディング
【特典映像】十年目のプロポーズ PV
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