昨日5月13日、都内神社にて、映画「
この日は、映画のエンディングで使用される楽曲「バカリズム THE MOVIE 音頭」をTwitter上で募集した100名を超えるエキストラとともに撮影。境内に設置されたやぐらのまわりで2分強の音頭を撮影するために、カメラ位置などを変えながら約1時間30分にわたってバカリズムとエキストラが繰り返し踊り続けた。
最後の収録でディレクターから「はい、カット!」の声がかかると、境内には大きな拍手と歓声が。バカリズムは「みなさんのおかげです。みなさんとこうやって思い出を共有できたことがなによりの宝物です」とお礼を述べ、「みなさんをすべらせないためにも、大ヒットさせたいと思います。あとは任せてください! カンヌ行ってきます!」と力強く宣言した。
撮影中は、カメラのセッティング待ちになると、「浴衣の人って電車で来たんですか?」と話しかけたり、「思いっきり楽しそうにやって、今日ビビって来なかった奴らをうらやましがらせよう」と語ったりと、集まったファンたちと気さくに会話していたバカリズム。撮影が長時間に及び、次第に気温が下がってきたことを察知するや「Twitterで愚痴とか書かないでね」と冗談半分に釘を刺す場面も。終始和気藹々としたムードの中、最終シーンの撮影は滞りなく終了した。
映画「バカリズムTHE MOVIE」は、監督・脚本・主演を“ほぼ”バカリズムが務めるオムニバス映画。復讐劇からヤンキーもの、アイドルとの妄想劇、アニメーションのバトルストーリー、実写ヒーローものと、まったく異なるジャンルの5作品を一度に楽しむことができる。東京・シネマート六本木にて、5月26日(土)、27日(日)、6月2日(土)、3日(日)に劇場公開。
バカリズム“ほぼ”監督コメント
──撮影おつかれさまでした。クランクアップを迎えての率直な感想をお願いします。
好き勝手やらせてもらったんで、ずっと楽しかったです。達成感ありました。(オムニバス形式の作品の中で)一番の自信作は「(株)ROCK」です。唯一自分が主演じゃないんですけど。ちゃんとした役者さんが本意気で演技してくれたんで、カッコいい仕上がりになりました。
──今日の収録はいかがでしたか?
ああやってファンの方々とふれあう機会がないんで、今日は女性のファンの方が来てくれて軽くキャーキャー言われて(笑)。「あれ? 俺ちょっと人気あるじゃん」って思っちゃいました。単独ライブが終わったあとに出待ちされることもないですし、なかなかそんなことないんで。お客さんも楽しんでくれたみたいでよかったです。(映画の出来は)みんなの責任ってことで(笑)。
──「カンヌ行ってきます!」と宣言されましたね。
実際のところカンヌがなんなのかいまいちわかってないんです。実際どうやればカンヌに行けるのか、カンヌで何をするのかちょっとわかんないんで、あとは大人の人に任せます。
──この作品を観る人に向けてメッセージをお願いします。
映画を通じて友情や家族の大切さを訴えるとか、そういったメッセージ性はまったくございませんので、何かを得ようと思って来ないでください。ただくだらないものを観るつもりで、気楽な感じで観に来てくれればと思います。
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