本日4月21日、
「茨城のヤンキー・春樹先輩(劇団ひとり)が、フランスの哲学者アランの大ベストセラー『幸福論』を読んだら?」というテーマで作り上げられた異色の1冊。2つの世界大戦、世界恐慌など、混迷の時代を生き抜いたアランは「良い天気を作りだすのも、悪い天気を作りだすのも、わたし自身なのだ」という名言も残している。ひとりがセレクトしたアランの言葉に、おバカな春樹先輩からポロリと吐き出された幸せに関する本音とつぶやき。それが、映画「ハンサム★スーツ」、書籍「ブスの瞳に恋してる」などのビジュアルでおなじみのカメラマンン飯田かずなによる美しい空の写真とともに綴られている。哲学書としても、写真集としても、じっくり堪能できるこの本。「なぁ、アランさん こんな俺でも幸福になれんのかな」とつぶやく春樹。今の時代に閉塞感を感じているお笑いファンは、春樹先輩のつぶやきにぜひ耳を傾けてみよう。
「幸福論と。」
「あんなに悲しくて胸が痛かったのに タンスにぶつけた小指のほうがウンと痛い そんなもんよ 悲しみなんて」(「悲しみのマリー」より)
「知らなかった美幸ちゃん キャバクラで働いてたのか 知らなかった 美幸ちゃん 社会性あるな」(「喜ばす」より)
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お笑いナタリー @owarai_natalie
春樹先輩と哲学者アランのコラボ本「幸福論と。」本日発売 http://t.co/kWJ7eGbC