雨上がり、ナイナイら久々集結「天素」メンバーが会見

昨日4月8日、大阪・なんばグランド花月にて「吉本興業創業100周年特別公演」が開催され、初日1回目公演のオープニングに姿を見せた雨上がり決死隊、ナインティナイン、FUJIWARA、バッファロー吾郎、ほっしゃん。、宮川大輔、へびいちごが会見に登場した。

彼らは90年代に人気を集めた「吉本印天然素材」のメンバー。今回10年以上ぶりの集結とあって、雨上がり蛍原は「今日は久しぶりに元『天素』メンバーで集まれましたが、これも100周年やからこそでしょうね」とコメントした。これに雨上がり宮迫が「もう二度とないことですけどね」と冷静につぶやくと、FUJIWARA藤本が「いやいや、なんでやねん！ もっといろいろやっていこうや！」とツッコミ。一同のテンションがかなり高めということもあり、会見の場は終始笑いで溢れていた。

ナイナイ矢部が「今日1日で吉本のほとんどすべての芸人が出るのって、ほんますごいなと思います」と話す一方、ナイナイ岡村は「僕は、この後の4回目公演の『さんまの駐在さん』に出演するので、実はそのことで頭がいっぱい」と天素の再集結にもどこ吹く風。この発言にも周囲から総ツッコミが入ったが、岡村は「昨日は通し稽古に深夜0時から4時まで時間がかかったんですよ」と舞台裏を明かした。さらに藤本が「ほんまに、あらためてすごいメンバーですよね！」と話すと、一同から「フジモンの話はいいから、原西、ギャグやって！」との要望が。これに応えたFUJIWARA原西は渾身のギャグを披露してその場をいっそう賑わせた。

バッファロー吾郎・竹若は「今日はこのメンバーが揃うということで、ダンスを踊ったりするのかなと思ってたのに、トークだけでしたね」と少しさびしげな様子で「また次があれば、ぜひ老体のダンスを披露したいです」とアピール。バッファロー吾郎Aは「まだお客さんたちにきちんと言っていなかったので、僕が言います」と宣言してから「100年間、吉本興業をかわいがってくれて、ありがとう、いい薬です！」と、おなじみのギャグを繰り出した。

へびいちごの2人が話そうとすると、どこからともなく「へびいちご、アウトー！」の声がかかり、続いてほっしゃん。が挨拶することに。「久しぶりに会ったメンバーですが、楽屋で子どもの話なんかをするようになって感慨深いですね」と述べたほか「200周年の時には、ロボットの芸人が何体かいたらいいですね」と夢のあるコメントを展開した。最後に宮川が「一番最初に天然素材としてこの6組が集められたとき、ほんまに誰やねん？ って感じやった」と昔を回想。「それが100周年のオープニングを飾れるなんて、感無量です」と会見を締めくくった。