3月29日(木)、メ~テレにてモノマネ芸人多数出演のドラマ「まねドラ その人々、ものまねにつき」を放送。お笑いナタリーでは豪華出演者がひしめくその収録現場を訪れた。
撮影現場となった埼玉のとある病院スタジオでは、大掛かりなセットのもとスタッフが慌ただしく進行。そこには白衣やナース服などを着た出演者たちの姿も見られた。遠目から見ると、木村拓哉、福山雅治、大泉洋、平泉成、篠原涼子、菅野美穂、優香などがいるように見えるその現場。現実にはあり得ない豪華キャスティングが「まねドラ」では実現していた。
収録途中には、医者役の木村武雄こともっぷん、探偵役の大泉亮こと森たくまがインタビューに参加。このドラマの魅力や役所について語った。放送は中京ローカル。まねドラにしかできない夢の共演や随所に散りばめられたモノマネ芸を、放送地域の人はたっぷり堪能しよう。
木村武雄(もっぷん)&大泉亮(森たくま)
――これまでお2人が共演されたことはあるんですか?
木村・大泉:……は、初めてだよねー? そうだよねー?
木村:やっぱりね、独特な話し方をする方だなって思いました。
大泉:木村くんはね、ギャップがね、すーごい。
木村:ありがと。よく言われるんだよね。
大泉:さっき話したら(木村武雄の)地声が普通に大泉洋に似てる(笑)。
木村:ちょっとビックリしたよね。どうしたらいいんでしたっけ?
大泉:前歯より下の歯を前に出して。
木村:「しょれでねー」、あ、できちゃいましたね。
大泉:それで目の力を殺して、ぽけーっと眠そうな顔で。
木村:あ、やっぱり難しいです。できないです。
――このドラマでの役柄をそれぞれ教えていただけますか?
木村:僕はこの病院の医師で、ドラマである人が殺されてしまうんですが、その人の主治医です。
大泉:わたくしはその殺された人の娘さんから依頼を受ける探偵役です。最近探偵ばっかなんですよ。映画もそうですし、テレビでもやらせてもらってますね。
木村:僕はかなり昔のドラマで医者の役をやったことがあるんですが、最近では医者ではないですが、脳科学者の役をやりました。医者役の感覚は取り戻してます。
――それぞれ役の見どころは?
木村:私の見どころとしてはですね、あの、まったくセリフがないんですね。そんな中で、感情とか気持ちを体で表現する。そこが難しいところでもあり、見どころですね。これがまたビックリする話なんですが、最初台本見たときは、まさに私が主役というほどのセリフ量だったんですよ。こんなにもいただいていいのかと。ただ、2回目に直した台本が届いたときに、「似ていないのでセリフをカットさせていただきました」と、とても丁重な但し書きが添えてあり、めくってみたら一切セリフが見当たらず。最後の最後にやっと出てきました。正直自分に合った台本だなと。ただ……ぶっちゃけ、セリフを挟んでいこうと思ってます。
大泉:僕は木村さんとは正反対ですごくセリフが多くて。出番も多いので、最初は僕なんかがおこがましいと思いました。ただ、この喋りも限界があるんですよね……。だんだん普通になってくるというか、そこは表情でカバーします。見てくださる方にお願いしたいのは、飽きないでくださいということです。僕もできる限り頑張りますが、限界はあります。
――撮影は順調ですか?
大泉:順調ですね。こんなに順調でいいのかと。
木村:共演者の息もピッタリです。ただ、福山さんの演技が下手で。僕が演技指導しようかと。ただこんな豪華共演があるかというほどのメンバーですから。
大泉:平泉成さん、哀川翔さん、ビートたけしさん、篠原涼子さん、優香さん、ローラさん、田中邦衛さん、こんなドラマあります?
大泉:無法地帯もいいとこですよ(笑)。
――平泉さんをお見かけしたのですが、小さくなられたような。
大泉:お年をお召しになられてますから。テレビで見るのとは違うんですよ。
――最後に読者にメッセージをお願いします。
木村:いろんな見方をされる方いらっしゃると思うんですが、温かく見守っていただいて、ハードルを下げて見ていただければと思います。
大泉:僕はこれを機に、僕という人間を、いや大泉洋さんを知っていただければと思います。そうすることによって、私も人気が出ますし、ご本人の作品も人気が出ますし、日本経済がきれいにまわるんじゃないかなと。
まねドラ その人々、ものまねにつき
メ~テレ 2012年3月29日(木) 24:20 ~ 24:50
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