ダルビッシュ選手のそっくり芸人「ミニビッシュ」を直撃

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メジャーリーグのテキサス・レンジャーズに今シーズンから所属することになったダルビッシュ有選手。そのそっくり芸人・ミニビッシュが、今シーズンの開幕へ向けて本格的に始動した。

ダルビッシュ選手のそっくり芸人・ミニビッシュ。開幕を前に、世界を見据えてグラウンドに立つ。

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セットポジションのポーズをとるミニビッシュ。

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東京タワーを背景に力強いガッツポーズを見せるミニビッシュ。

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ミニビッシュは現在アメリカのL.A.を拠点に活動中。ダルビッシュ選手のキャンプ地を訪問する姿などが最近、日本やアメリカのメディアに取り上げられている。「R-1ぐらんぷり2012」の予選にも出場しており、今後は日本のお笑いシーンも賑わせてくれそうだ。

お笑いナタリーでは3月6日、都内でそんなミニビッシュに直撃取材を敢行。ミニビッシュがなぜダルビッシュ選手のモノマネをするようになったのか。そして今シーズンをどう戦い抜こうとしているのか。ミニビッシュに現在の活動状況や野望、葛藤などを聞いた。

ミニビッシュのコメント

――「ミニビッシュ」になられたそもそものきっかけを教えてください。

「元気が出るテレビ」(日本テレビ系)の「お笑い甲子園」に同級生と一緒に出たのをきっかけに、コンビでお笑いを始めました。それから「ボキャブラ」ブームが終わり、あまり海外でお笑いをやっている人がいなかったので、アメリカで活動を始めたんです。「お笑い8年周期」という言葉があると思うのですが、おそらく次に帰国するときはブームに乗れるだろうな、という予想もあって。ただ、日本ではここ数年お笑いブームだったと思うんですけど、予想よりブームが来るのが早くて、まったく波に乗ることができませんでした(笑)。

――帰国をする時期を読み違えてしまった、と。

でも、その矢先にダルビッシュ選手がメジャー入りでアメリカでも注目を浴びるようになったんですね。で、同じようにアメリカで活動していたなかやまきんに君とも話をしたことがあって「きみ、ダルビッシュに似てるからモノマネすると面白いんじゃない?」と言われて。彼は軽い気持ちで言ったと思うんですけど、実際にやってみたらわりと評判がよかったので、ミニビッシュを始めることになりました。

――アメリカには何年間、滞在しているのですか?

2006年の4月から住み始めたので6年目です。英語も日常会話程度は問題なく話せます。ダルビッシュ選手のオープン戦に立ち会いたいので、この取材が終わったら、またすぐにアメリカへ帰ります。もしかしたら「僕に投げてくれ」という依頼があるかも知れないですし(笑)。現地にはメディアさんがたくさん来ているので「行けばなにかしらチャンスがあるんじゃないか」と思っています。

――ダルビッシュ選手ご本人とお会いしたことは?

お会いしたことはないのですが、こないだキャンプで初めて1メートルほどの至近距離で見ることができました。むしろダルビッシュ選手のチームメイトが僕に注目してくれるんです。「ヘイ、ダルビッシュ! おまえ小さいな!」とイジられたりもしました。そんな中でダルビッシュ選手も僕に気づいてくれたことがあって、苦笑いをされたと(笑)。

――モノマネとしては、どのあたりが売りになるでしょうか。

顔が似てるのと、ガッツポーズなどのポーズがメインですね。身長のサイズだけが大きな違いで、同じ人間なのにこんなにも違うのかという。実際にテキサス・レンジャーズで僕がファン代表として観客席に座ったときに、まわりのファンをさらに盛り上げる原動力になるといいかな、と思います。

――現在のところミニビッシュとしての手応えは?

予想以上にあります。先日「R-1ぐらんぷり2012」に出場したときは、たむらけんじさんがTwitterで僕のことを応援するツイートをしてくださったりしました。

――その「R-1」での戦いはいかがでしたか?

完封負けです(笑)。最初の登板(1回戦)では序盤に打ち込まれましたけども、味方の援護がありまして、なんとか勝利を収めることができました。ただ、2回目の登板(2回戦)は、序盤から点を取られまくって、味方の援護もなく最終的に負けてしまいました。

――ご自身では納得のいく投球(ネタ)ができましたか?

トレーニング不足が否めないな、と。キャンプイン前にいきなり登板することになったので、コンディションがあまりよくなかったですね。ただ、もう開幕が近く、だいぶ肩も温まってきていますので、求められた試合でしたらいつでも投げられます。

――今後の夢を教えてください。

現在はL.A.に住んでいるのですが、今後はテキサスで芸人としての活動を仕掛けていこうかなと思っています。向こうの劇場で名前を売りたいです。

――テキサスからダルビッシュ選手をもり立てるわけですね。

ダルビッシュ選手が登板する試合はすべて観戦するつもりです。ただ正直なところ、現状はミニビッシュとして活動すればするほど、旅費や滞在費、ユニフォームで赤字なんです(笑)。まずはそれを挽回したいですね。たまたまギターも弾けたりするので、ダルビッシュ選手の応援歌を作ったりしながらエンターテインメントの側から応援していくことも視野に入れています。さまざまな意味で“メジャーデビュー”を果たしたいな、と。目標はダルビッシュ選手のように、年俸8億円です!

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サム @xXGg9dkCH25MI7C

ダルビッシュ選手のそっくり芸人「ミニビッシュ」を直撃 https://t.co/wjVMoAkcZV
どこが似てるの?

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