魅惑の山里オンステージ、第3弾「140」に拍手喝采

昨日3月4日、東京・草月ホールにて南海キャンディーズ山里のライブ「『山里亮太の140』～今日も愛馬は混んでいます～」が開催された。

オープニングは、スマートな口調でプロローグを飾った山里。「今日こそは2011年まで話しましょう。さあ皆様、地獄へお付き合いください」と言うと、会場からは大きな拍手がわき起こった。第3回目となる今回は、山里の友人の“天の声”が「スッキリ！」に遅刻した2010年9月16日からスタート。本番の15分前に目覚めたにもかかわらず着信ゼロ、中継を装ったボケもスベッたというエピソードを明かした。フォロワーから山里とイジリー岡田がリンクするというつぶやきには、4月に放送された「ビートたけしの今まで見たことないテレビ」で披露されたイジリー岡田とのコンビ「エロガッパブラザーズ」の写真を掲載して返答。その際2人が交わした打ち合わせ風景を再現した。

9月21日に行われた「AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会」では初めてアントニオ猪木に闘魂注入されたという山里。ビンタがとても嫌だったということで回避策を練ったが、実際は「『ゴッドタン』の松丸アナウンサーのほうが痛い」ということがわかったそう。そして、その1カ月半後の11月にはBLLライブで初めてももいろクローバーと共演。運命の日を振り返った。

そのほか、「たりないふたり」でおなじみの妄想恋愛劇、有名ミュージシャンたちに好かれる山里の貴重な体験、ラジオ番組「不毛な議論」から生まれた両親の名曲などを披露し、ジャスト1時間で2010年が見事終了。「スター姫さがし太郎」のつぶやきで始まった2011年を徐々に振り返りながら、2月1日の名物カメラマンに関する平和なつぶやき、2月2日の「不毛な議論」打ち合わせのノリノリなつぶやき、2月3日の「言語遊戯王」のどうでもいい続報と、歩みを進めていった。そしてそこからピッタリ30分の山里オンステージへと突入。山里ファンだからこそ楽しめる貴重な話に、観客たちは笑ったり深くうなずいたりと大いに共感しながら、魅惑の30分を楽しんだ様子だった。

その後は3月11日の東日本大震災の日についてもトーク。父親によるねづっちのモノマネでモーニングコールをしてもらったことに始まり、美容院帰りに竹下通りでクレープを食べようとしたところ被災したということで、そのときの様子を語った。当時、芸能人のつぶやきに関してさまざまな議論が巻き起こっており、山里もこの際、ほとんとつぶやきをせず。しかし、レイザーラモンRGがTwitterでひたすらあるあるを続けたことや、伊集院光がラジオで語ったことなどに感銘を受け、山里も芸人らしい普段通りのつぶやきを決意し、天津・向のつぶやきに反応したことを明かした。

ここで今回の「140」が終了。今回も山里と500人以上の観客による一体感あふれるライブとなった。次回開催は未定。「140」を楽しみたい人は山里のつぶやきを細かくチェックしておこう。