「勉強したいとこだけ」次長課長・河本のイラ韓インタビュー

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本日2月22日にDVD「イラっとくる韓国語講座」Vol.1、Vol.2が発売。次長課長・河本が、書籍「河本準一式 韓国語の教科書」と合わせてその見所を語った。

DVD「イラっとくる韓国語講座」、書籍「河本準一式 韓国語の教科書」を発売した次長課長・河本。

DVD「イラっとくる韓国語講座」、書籍「河本準一式 韓国語の教科書」を発売した次長課長・河本。

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「イラ韓」は河本が韓国を自由気ままに旅しながら、韓国語をマスターしていこうというテレビ東京系のバラエティ番組。DVDには放送された番組内容のほかに、この番組の原点となった番組の映像も特典映像として入っている。

また、DVDに先駆けて2月16日には「河本準一式 韓国語の教科書」も発売。「韓国に興味はあったが勉強は苦手」という河本は韓国語の勉強を独学でスタート。やりたいところ、自信のあるところだけ勉強して、それ以外のところは気が向いてから勉強するというスタイルで挫折することなく、どんどん韓国語をマスターした。「勉強嫌いな人に使ってほしい」ということで、スタッフと試行錯誤を重ね、何度も使えるテキストに仕上がっている。

今週末2月25日(土)には、13時からドン・キホーテ新宿店にて、16時から品川・楽天タワーにて発売記念イベントを実施。参加方法などの詳細は、よしもとアール・アンド・シーのオフィシャルサイトにて確認を。

次長課長・河本インタビュー

――この番組が始まるまでは韓国にどのくらい興味があったんですか?

映画は好きだったんですよ。「ラスト・プレゼント」とか、芸人の話やし。でも僕アホなんで字幕を読むのが追いつかないんですよ。いいシーンとか見逃すことが昔からよくあったんです。それが嫌だから、吹き替えで見ると面白さに欠けたり。なので、いつか字幕なしで見たいなって思ってて。そのうち韓国語を勉強している関係者と会って一緒に勉強したり、独学でやったり。

――番組スタート前には、入院されましたね。

収録の2日前だったんですよ。でも結局入院先で勉強する時間ができて、3週間みっちり。独学で言葉覚えて、文字読めるとこまでいきましたから。なので、番組スタート時には僕がなぜか韓国語を喋れてるってことになってしまいました(笑)。

――ほかの語学番組とはひと味違いますね。

まあほかにないんちゃう。まあバカにしているから。ロケは楽しいんですけどね。いろんな芸人さんにうらやましがられますね。「いつかやりたい番組の1つ」ってよく言われます。趣味が昂じてというのは憧れですよね、なかなか難しいことですから。

――番組内ではいろいろなムチャブリをされてますが、ロケはいかがですか?

自分に対しては日本語でムチャブリされてるんですけど、それを韓国語で現地の人に言うのはムチャブリと思わずに話しをしていて、めったなことでは怒られないですし、イラッとする人もたまにいますが(笑)、ほとんどが対応してくれますね。韓国の方は熱くて真面目ですね。僕らの言うこともちゃんと聞いてくれますし。日本人のほうが手こずります。韓国だと道行く人にパッと話しかけたらパッと答えてくれますけど、日本人だと「ちょっとすいません」から始まって結構時間かかりますよね。

――イラッとしたりされたりしたエピソードを教えていただけますか?

ソウル駅のKTXっていう新幹線でプサンまで行こうとしたときに、窓口のお姉ちゃんに「スキップで行ったらどのくらいかかりますか?」という質問カードが出たんですが、それが朝6時半くらいで。その姉ちゃんも恐らく、眠たいししんどい中そんなこと言われたから、「結構時間かかるんちゃいます、いや知らん」みたいな対応されて(笑)。これは相当イラッとさせたな、と。かなり怒ってたと思います。

――DVDのオススメポイントは?

特典映像になぜこの番組が始まったかというところが入っているので、ぜひ見ていただきたいです。

――教科書のオススメポイントは?

教科書はここまでたくさんの本が出てたと思うんですが、挫折した人も多いと思うんですよ。日本人の真面目さが裏目に出てるというか、1からやらなきゃいけないと思うとつまずく。特に俺みたいに勉強できない奴からすると、教科書って聞いただけでゾッとするから。じゃあ楽しくやるにはどうしたらいいかというと、自信のあるとこからやっていきたいんです。自信のないところは飛ばしたい。それを飛ばした本がこれです。35才の俺でも全然勉強できるレベルになっていて、「わかるところやろう、わからないところは1回置いとこ」と。で、わかるとこだけやって1回韓国へ。行って勉強したことを喋ってみると、新たな課題が出てくるんです。その課題は自分が置いてきたとこで、そこから意欲がわくから、また勉強する。僕はそうやって壁をすり抜けてきたんですけど、なんとかなってますから。勉強って1個わからんくなると全部わからんくなったりしてトラウマになって、もう二度とやりたくなくなるんですよ。だから、10年かかってもいいので何回でもやりたいとこだけ楽しくやってほしい。やりたくないページは開く必要がない、いらんことせんでいいです。勉強嫌いな人はこの本使って、勉強できる人にはもっといい本があると思います(笑)。

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