「ツギクル」“伝説の決勝戦”を制した豆鉄砲の優勝コメント　活力になりました

本日6月28日の「ツギクル芸人グランプリ2025」（フジテレビ系）生放送で豆鉄砲が優勝したのは既報の通り。ワタナベコメディスクール27期生の東健太郎とホセによる豆鉄砲は2018年にデビュー。2023年にはワタナベエンターテインメントが主催するお笑いコンテスト「ワタナベお笑いNo.1決定戦」で優勝した。当時ホセは佐藤だったが昨年2024年に現在のホセに改名。「ツギクル芸人グランプリ」は昨年も決勝に進出していた。なお「M-1グランプリ」では昨年敗者復活戦まで駒を進めている。

ファイナルステージは最終的に審査票10票のうち、スタミナパン3票、さすらいラビー3票、そして豆鉄砲が4票と接戦に。優勝して賞金200万円と民放5局10番組への出演権などを獲得した豆鉄砲は生放送後、東京・フジテレビのスタジオにて記者取材会に臨んだ。

豆鉄砲 優勝コメント

──優勝おめでとうございます。率直な感想は？

ホセ：まだ実感がないけど、“伝説の決勝戦”と言えるくらいレベルが高かった。みんなが最高にウケていて、いいネタでした。優勝できてかなり興奮しました。

東：最後（に発表された）、リーダー（渡辺正行）の1票で優勝が決まった。大好きになりました（笑）。

──この大会は昨年も決勝に進出して今年優勝。何が変わりましたか？

ホセ：なんと言ってもホセ（自分）が目覚めた。知ってる人が見たら目が違うと思う。

東：わからないですけど。

ホセ：今年1月に“除霊”をしたんです。霊が足を引っ張っていると“見える”人に言われたので。完全にクリーンな状態で臨むことができたのデカかった。

東：過去「ツギクル」で優勝した人は全員初めて決勝に行ったときに優勝しているんです。初優勝のジンクス。それを我々が打ち破った。ジンクスがあれば、それを破りに、“ジンクス屋さん”として活躍していきたいです。

──「田無」と「火の玉」のネタ選びの理由は？

東：完全に“降ってくる”感じです。天からのお恵みをいただいた。僕自身には言葉なんてないです。

ホセ：カッコつけんなよ！

東：1本目の「田無」が一番やりたいネタ。2本目の「火の玉」は正直ギリギリで「どうする？」という感じで、1本目が終わってから焦ってネタ合わせをしました。

ホセ：「火の玉」は去年くらいにできたネタで、「M-1」にもどこにも出せなかった。いいネタだなと思っていて、今回出したい気持ちはありました。

──賞金200万円の使い道は？

東：クレーンゲームが好きなので、デカい機械、筐体ごと買おうと思ってます。

ホセ：もったいないだろ。僕は衣装を変えたいなと。今の衣装は飽きてしまって。あとは旅行に行って焼き肉を食べて家で寝たいです。

──今後の目標は？

東：僕はないですね。

ホセ：あれよ！

東：あるほうがいいらしいんですけど、目の前のことを全力でやらせてもらっています。最終的には宇宙には行きたいなと思ってます。

ホセ：「M-1」で去年よりも今年いい結果を出したいです。

──副賞に民放各局の番組への出演権があります。特に楽しみにしてる番組は？

ホセ：「サンデージャポン」（TBS）は明日出ます。朝早くて（「ツギクル芸人グランプリ」決勝MCの）太田さんがいて、きわどい話題もある。やったことがないので、ドキドキだし楽しみでもあります。

東：僕は「昼めし旅」（テレビ東京）。単純におなかも空いてますし。

ホセ：そのときによるだろ！

東：ゴリゴリのお笑いの番組から、ほんわか系の番組まで、幅広くがんばりたいです。

──最後に今日の喜びを一言ずつお願いします。

ホセ：焼肉食べます！

東：活力になりました。

※記事初出時よりネタ中写真を追加しました。