ワタナベエンタとGyaO! の「ワタナベプラス」始動

本日1月17日、東京・表参道GROUNDにて、動画サイト「ワタナベプラス」の開設を記念した会見が行われた。

本日より開設された「ワタナベプラス」は、ワタナベエンターテインメントが、Yahoo！JAPANおよびGyaO！と送る新たな動画サイト。「爆笑プレミアムカタログ」にて、人気芸人のネタやトーク、ライブの無料映像を配信していく。また、GyaO!ストアの「爆笑プレミアムシアター」では、GyaO!限定のオリジナル映像や最新の人気お笑いコンテンツを見ることができる。

会見では、GyaO!の山口雅人編成部長が「いつでもどこでもお笑いを楽しむことができる環境を目指す」と、このサイトへの意気込みを語ると、ワタナベエンターテインメント大和田宇一執行役員は、「強力なパートナーシップを得て光栄に思います」と挨拶。「制作のプロとして視聴者の期待に添う番組を作っていきたい」ということで、「アイドル、俳優、音楽のジャンル問わず、常時200～300本の番組を配信」「コンテンツリーグ、WEL、表参道GROUNDから選りすぐりの映像を届ける」といった展望を力強く述べた。

続いてザブングル司会のもと、今後番組を担当することになるアンガールズ田中、我が家、Wエンジン、ZEN・イーグル溝神、コア梶本、なちゅ（SDN48）が登場。「発表したい人？」とザブングル松尾が聞くと、全員「はいはい！」と手を挙げる中、最初に指された田中は「まだ固まってないから」と拒否し、まずはWエンジンが「チャンカワイのいただきます！ J-POP」について説明した。これは「J-POPは人生、恋愛の教科書。大事なことはすべてJ-POPから学んだ」というチャンカワイの音楽トーク番組。松尾から「隣の方は？」と聞かれた相方・えとう窓口は「チャンカワイの話を聞きます！」とキッパリ宣言した。我が家は「我が家のチャレンジ道場（仮）」にてギネス記録にチャレンジするほか、「デブをたくさん集めたい」（杉山）など、さまざまな企画に挑戦。また坪倉は同じ1977年生まれの梶本と行っている「トークライブ ～77」でも「安室奈美恵さんをゲストに迎えることを最終目標に頑張りたい」と期待を寄せた。

ZENは、人気のさるひげさんをメインに「さるひげさんのさるひげさん」という相談番組を配信。ゲストとしてスクリーンに登場したさるひげさんは記者たちをものともせず「誰や！ おまえら！」「写真を撮るな！ プライベートやぞ！」と言いながら、プリッツをかじるなど、相談役にもってこいの度量を見せつけた。梶本は、溝上、松尾と開催している「ツッコミ会」を紹介。ワタナベエンタ芸人のB級ニュースなどにツッコミを入れていくということで、さっそく「えとうの給料が家賃割れ」というスクープを披露した。

田中は同期のロッチ・コカドと念願の番組「田中とコカド」をスタート。以前から一緒に番組をやりたいと話していたが、それぞれのブレイクが合わなかったとのことで、「僕らにジャンガジャンガブレイクが来たあと、ロッチが来たときには僕らが下がってて、そしたら僕にカニブレイクが来た」と、おなじみのカニを実演して見せた。一方、松尾とロッチ中岡が担当するのは「右投げ左打ちはバントが下手」という、タイトル通りのコアな野球トーク番組。「女子を無視した感じの番組」とのことだが、本人は「野球が好きだという思いを伝えたい」とやる気満々の様子だった。

すべての番組の紹介が終わると、ザブングル加藤はニコニコしながら「いやーすごいですね」と言ったそばから「俺の番組がない！」と怒り爆発。「ふざけやがって！ 俺だって料理とかやりたい」「詰め将棋知りたいやろ！」「しょーもない番組は俺が仕分けする！」と、舞台を蹴るなどしながら暴れ回ったが、最後は「ありがとうございました！」とキレイに頭を下げて会見を終了させた。

「ワタナベプラス」では、ほかにも「やるせなす中村の怖い話」「バービー・ギャル曽根 そこまでいう!?」などの番組のほか、さまざまな番組やコンテンツの配信を予定。初回の明日18日22時30分からは、ワタナベエンタ芸人多数出演のスペシャルライブ番組「ワタナベプラスだョ！ 全員集合」も配信されるので、見逃さないように。