立川吉笑、真打昇進会見「これからの立川流を引っ張っていける存在に」

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落語立川流所属の立川吉笑が来月6月1日に真打昇進する。これに伴う記者会見が本日5月28日に東京・らくごカフェで行われ、吉笑と師匠・立川談笑が出席した。2010年に一番弟子として談笑に入門後、1年5カ月で二ツ目に昇進した吉笑。2022年11月に「NHK新人落語大賞」を獲得するなど活躍を続けている。春風亭昇々、瀧川鯉八、玉川太福との創作話芸ユニット・ソーゾーシーのメンバーとしても活動してきた。

真打昇進する立川吉笑(左)と師匠の立川談笑(右)

真打昇進する立川吉笑(左)と師匠の立川談笑(右)

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立川吉笑と立川談笑

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「真打昇進は落語家にとって自分の存在を発信できる最初で最後の大きなチャンスだと師匠から言われてきた。うれしいという気持ちもあるが、この昇進というチャンスをどうやって次につなげるかをずっと考えながら試行錯誤している」という吉笑。「もともと落語は古臭いと思っていたが、その奥にある表現の深みに心をつかまれて入門した。落語は昔のものだと思い込んでいる若い人たちに、演劇や映画やマンガやコントと同じように楽しいエンタテインメントだというのを発信したいという当時の思いに、真打昇進を機に改めて立ち返りたい」と決意を語った。

立川吉笑と立川談笑

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談笑は「(立川)談志が遺した基準に従い、真打に昇進させるに足りる力量があると私が判断した。東京だけでなく関西も含めた落語界全体を大きく盛り上げてくれる逸材であると自負している」と吉笑について述べる。これを受けて吉笑は「談笑の一番弟子として、また落語立川流が昨年一般社団法人となって以来初めての真打昇進ということで、運命めいたものを感じている。これからの立川流を引っ張っていけるような存在になれるようがんばりたい」と抱負を述べた。

真打昇進当日の6月1日に東京・ユーロライブにて「立川吉笑真打昇進披露興行」が開催され、無料生配信も実施(仲入り後のみ)。6月24日からは東京・座・高円寺1にて「令和七年 立川吉笑 真打昇進披露興行 in 高円寺」が10日間12公演行われる。昨年11月にCDで発売された「立川吉笑 落語傑作選 2010-2024」が5月30日に各音楽サービスで配信開始。詳細はオフィシャルサイトで確認を。

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ソニーミュージック落語レーベル「来福」 @Raifuku_Label

【無料配信】
■ 談笑一門会特別編 『立川吉笑 真打昇進披露興行』
立川吉笑公式YouTube:https://t.co/JUqheuq3aM
2025年6月1日(日)19時50分頃から https://t.co/tdcKmMLMLh

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