芸人を撮り続けたかが屋・加賀「芸人さんが思い出を話してくれると、どんな場所でも聖地になる」

本日11月22日、写真集「かが屋・加賀翔撮影写真集『芸人地図』」（東京ニュース通信社）の発売を記念した取材会が東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで実施され、かが屋・加賀が出席した。

今月11月15日に発売された「芸人地図」は、加賀が月刊誌「TVガイドPERSON」で連載している写真企画「写真地図」をまとめたもの。加賀が撮影したモグライダー、男性ブランコ、空気階段、ランジャタイ、ななまがり、ジェラードン、ZAZY、ケビンス、東京ホテイソン、カゲヤマ、ハナコ、きしたかの、令和ロマン、きつね、ダウ90000、マユリカ、トム・ブラウン、ヨネダ2000、ロングコートダディの写真が掲載されている。

加賀はこの写真集について「面白い人たちしか載っていない。しかも誰かを目当てに写真集を買った人が、ほかの芸人のカッコいい一面やエピソードを知ってくれることがあって、『自分も人を介する存在になれているんだ』という驚きと感動があります」とコメント。今後撮影してみたい芸人については「とにかく仲いい人たちを撮っていきたい。友達だらけに（笑）。あとはルシファー吉岡さん、きしたかのさん、ジグザグジギーさんとか、マセキでお世話になった方たちも撮りたいです」と述べた。

「今後はどんな本を出してみたいか」という質問に対し、加賀は「すみません、本当にわがままなんですけど旅行本（笑）。写真仕事と同時に休みを確保できるので。旅行会社さんとの強い結びつきを構築できたらと思っています」と回答。また「飛行機が苦手なんですけど徐々に克服中なので沖縄に行ってみたいです。沖縄出身の芸人さんでスペシャル回をやってみたい」と夢を語った。

自分のカメラの上達具合について加賀は「もう1回撮り直したい写真もめちゃくちゃある。『あのときこの機材を持っていたら……』みたいな。でも2年近くやってるので上達したなとは思いますね。場所を生かせるようになったかな。そもそも芸人さんが思い出を話してくれるとどんな場所でも聖地になるんです。皆さんのおかげです」としみじみ述べる。最後はファンに向けて「夢の詰まった一冊です。カメラの話はもちろん、ゲストとお互いのネタをとにかく褒め合ってる。こんなに平和な芸人の写真集はなかなかないです。手に取れば幸せな気持ちになれると思うので、ぜひお買い求めください！」と呼びかけた。