11月27日に発売される「ユリイカ」2024年12月号(青土社)は、「お笑いと批評」を特集。演者、裏方、観客などさまざまな視点から紐解く。
「ユリイカ」2024年12月号収録内容
- インタビュー:人間横丁
- 笑いを受け取る身体:十九人ゆッちゃんw / 鈴木ジェロニモ / にぼしいわし・いわし
- 論考〈1〉メディアにおける足場:鈴木亘「大喜利とのつきあい方」 / 太田省一「“ポストひな壇芸人”は、いかにして可能なのか?――「ひな壇という社会」の歴史と現在」 / 戸部田誠「『ラヴィット!』に見るテレビと芸人と視聴者の関係性」
- ヒエラルキーの散らばり:XXCLUB大島「芸人ヤクザ論」 / 白武ときお「笑いと批評と『M-1グランプリ』について」
- 討議:鈴木亘×つやちゃん×山本浩貴(いぬのせなか座)「技術と情動のマキシマリズム――『国民的文化』であるお笑いをどう論じるか」
- ルーツと克服:破壊ありがとう・森もり「スポーツの呪いと平場」 / ガクヅケ木田「木田とお笑い」
- 論考〈2〉倫理の輪郭を問う:中田健太郎「個人と社会の接触のために」 / 西村紗知「純粋な『お笑い』の倫理について」 / 西澤千央「『好み』が取りこぼすもの――女性芸人の語りから」 / 手条萌「推し文化とお笑いオタク――『ワーキャー』の何が悪いのか?」
- 方法論と展望:かもめんたる・う大「お笑いの神様と僕」 / ツンツクツン万博・タフガイ「タフガイ式笑い起こしやすくする方法」 / どくさいスイッチ企画「『アマチュア』お笑いについて」
- 論考〈3〉技巧が起こすミラクル:つやちゃん「二〇二〇年代における漫才スタイルのマッピング、あるいはフースーヤという奇跡」 / imdkm「ステップとリズム――キャラを立ち上げ、ナンセンスを手懐ける」 / 大岩雄典「出現――ものまねとななまがりのミメーシスの笑い」
- 隙間を覗く:井口可奈「ファンダムのなかとそとから」 / 伊舎堂仁「ジョン・ポリス・パトカーズクラブ」
- 論考〈4〉何が覆い隠されているのか:武田砂鉄「『コンプライアンス!』と叫んでみるだけ」 / 塙幸枝「『お笑い』と『障害』をめぐる語りの現在地――笑うことを封じる力/笑わないことを封じる力」 / 郡司ペギオ幸夫「笑いと量子論理」
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「ユリイカ」で「お笑いと批評」特集 人間横丁、ゆッちゃんw、ジェロニモ、ガクヅケ木田ら https://t.co/XJB4BFfL0h