水川かたまりが“幽霊役”正名僕蔵とバディに、主演映画「死に損なった男」キャスト発表

空気階段・水川かたまりが主演を務める映画「死に損なった男」のキャスト8名が発表された。マルセイユ、エレガント人生・祥子も名を連ねる。

田中征爾が監督を務める「死に損なった男」は、お笑いの道に憧れ、夢が叶った半ばで殺伐とした社会と報われない日々に疲弊して駅のホームら飛び降りようとする構成作家・関谷一平（水川かたまり）が辿ることになる数奇な運命を描く作品。一平が電車に飛び込もうと決意した矢先、隣の駅で人身事故が発生し、目の前に現れた幽霊から「娘に付きまとっている男を殺してくれないか？」と依頼される。男を殺すまで取り憑くという幽霊の脅迫に、一平がとった選択とは。

この幽霊・森口友宏に正名僕蔵が扮し、一平とはバディ関係となってさまざまな問題に挑むことに。かたまりとの掛け合いに注目しがいがありそうだ。森口の娘・綾を唐田えりか、綾につきまとう若松克敏をゴールデンボンバーの喜矢武豊が演じ、一平が構成作家として働く芸人事務所「金子プロ」の同僚・竹下希役は堀未央奈、同じく金子プロで一平の後輩として働く売れっ子作家・沢本五郎役は森岡龍が務めた。喜矢武は「個人的に水川かたまりさんの演技が面白いというかとても素敵で撮影中ずっと見ていられました」、堀は「かたまりさんにしか出せない空気感が映画全体を包みこんでいて、ご一緒させていただいて演じながら私もとても心地が良かったです」、森岡は「主演・水川かたまりさんの美しい瞳と横顔が、とても印象に残っています」とかたまりについてコメントしている。

また、金子プロ所属のお笑い芸人として、マルセイユの別府と津田、エレガント人生・祥子ら芸人も多数出演している。劇中で演じられるすべてのコントを監修したのはインパルス板倉。板倉オリジナルコントにも期待できそうだ。