この作品は当初「奪われかけた青春をコントで取り返してみた」のタイトルで「読売中高生新聞」に全12回で連載された。せいやが「学生時代の経験をいつか本にしたい。文字に書いて本にして出したい。同じような境遇の人たちに、ひとりでも多くの人たちに、この経験を話したい」という願いを高校時代から抱いていたことから連載終了後、3万字以上の加筆をして完成。せいやにとって17年越しの作品だ。
霜降り明星せいや コメント
誰もが自分はいじめられないし、自分はいじめとは無縁だと思っている。しかし、いじめは、ある日、小さなことから急に始まる。この本もそういう内容だ。でも、悲しいだけの話ではなく、学校という密閉された空間に1本のコントづくりで対抗し、風穴を開けようとする──そんな少年・イシカワの実話を基に書いた、僕にとって17年越しの半自伝小説です。
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Koji Takeuchi @co_jit
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