「全員山手線で帰れ！」ing芸人たちが選抜争奪アピール合戦

本日11月10日、渋谷・ヨシモト∞ホールにて、吉本若手芸人出演の年末大型イベント「ing! to2012 ～iNFINITY nEXT gENERATION～」の記者発表が行われた。

同ライブには芸暦8年以下の“今、イキかけてる芸人、ing（イング）芸人たち”が一挙出演。12月28日（水）、東京・SHIBUYA-AXにて、オールスタンディングで6時間にわたってイベントを繰り広げる、まさに「LIVE STAND」の若手バージョンともいえる祭典となっている。

会見では品川庄司による司会進行のもと、54組の芸人たちによる「メディア選抜争奪！55組アピール合戦！」が開催。若手芸人たちは20秒の持ち時間で自分たちをアピールし、品川が記者会見に残れるか残れないかをジャッジしていった。

ミニ漫才、ショートコント、モノマネのほか、特技、出オチ、大技など、ありとあらゆる形でインパクトを残そう奮闘する若手たち。出だしから噛んでしまう芸人や時間内に終わらない芸人などもいる中、新曲を披露した2700、アピールタイム後に挽回したジャングルポケット、狂言とアニメのコラボを見せたチョコレートプラネットらが見事選抜され記者会見に参加することになった。

会見では、背中バキボキズのパソ・コン太郎が記者から芸風について聞かれると、「パソコンと人間のハーフだからこうするしか」と質問の意味がわからない様子だったが、その後突然シャットダウン。記者からの「今年を締めくくるギャグを誰か」というフリには、ゆったり感江崎が品川に散々ツッコまれた後、砲丸ギャグを決めるも静まり返る結果となってしまった。品庄が「最後に言い残したことは」と言うと、畑中しんじろうが往年のアイドルソングの振り付けで「ここにいる全員山手線で帰れ！」とスマイル。そこで品庄がこの日会見の進行を務めていた元銀座7丁目芸人・夏生こと構成作家の金井夏生に「俺らの先輩だった金井さんならもっと面白くやるよ」と声をかけ、舞台に引っ張り上げた。NSC東京校の講師も務める金井は、嫌がりながらも、教え子でもある畑中のそのネタを全力を振り絞ってコピー。会場は大爆笑となり、この日一番の笑いをかっさらっていった。その後、MVPに選ばれたパンサー尾形が「サンキューギャグ」を披露したため、再度金井は舞台に上がることに。しかし今回はオチをアレンジしたせいでスベってしまい、講師の面目が潰れてしまった。

本日より「ing」オフィシャルサイトでは、「2012年ブレイクしそうな芸人」の投票がスタート。1位に選ばれた芸人は、吉本興業が全力でバックアップする。サイトには各芸人たちのネタ動画が配信されているので、ぜひチェックして投票してみよう。

「ing! to2012 ～iNFINITY nEXT gENERATION～」

日時：2011年12月28日（水） 14:00開場 15:00開演 21:00終演
会場：東京・SHIBUYA-AX
料金：前売3800円 当日4300円
出演者：パンサー / ジャングルポケット / 2700 / ジューシーズ / 囲碁将棋 / かたつむり林 / スパイク / ゆったり感 / チョコレートプラネット / シソンヌ / ボーイフレンド / エリートヤンキー / えんにち / ライス / 畑中しんじろう / 天狗 / 少年少女 / トレンディエンジェル / インポッシブル / 井下好井 / トンファー / バース / タモンズ / ハンマミーヤ / 御茶ノ水男子 / オオカミ少年 / ストロベビー / メルヘン倶楽部 / オープンスペース / ジェラードン / KBBY / 少年感覚 / 田畑藤本 / TEAM BANANA / 光永 / フラッパー☆ / 北京ダックス / まえうしろ / あげは / あわよくば / ざしきわらし / ダイタク / ネルソンズ / ヒダリウマ / ベイビーギャング / マンキンタン / 背中バキボキズ / デニス / ニューヨーク / マテンロウ / 横澤夏子 / エンドウコウキ / 三代目姐 / そのほか
出演者は変更の可能性あり