ガクテンソク奥田「優勝したあとのほうが逆に何も起こってない」

10月7日（月）から全4回にわたって放送されるトークバラエティ「即今日話-今日の出来事だけのトークバトル-」（テレビ東京）に「M-1グランプリ」王者のウエストランド井口と「THE SECOND～漫才トーナメント～」王者のガクテンソク奥田が出演する。収録直前にツーショットインタビューを実施した。

芸人たちが「今日（＝収録当日）の出来事」に限ったエピソードトークを披露し、その話が事実なのか証拠の提出も求められるトークバトルバラエティ「即今日話」。今年4月に放送された「今日-1グランプリ」からタイトルをリニューアルし、ウエストランドとわらふぢなるおのほか、ライス関町、ガクテンソク奥田、インディアンス田渕、きしたかの高野、永野、リンダカラー∞Denといった新たなメンバーも加えて展開される。

井口も奥田も、しゃべりに重きを置いた漫才が武器。短い時間で仕入れたエピソードをどんなトークに仕上げたのか、期待しよう。

ウエストランド井口とガクテンソク奥田 インタビュー

──「今日の出来事」を即トークにする番組です。日々面白い出来事は起こるのでしょうか？

奥田：いやあ、「起これ！」と思って今日生きてはいたんですけどねえ。

井口：これがあることでみんな嫌な気持ちで1日過ごさなきゃならなかったんですよ。

奥田：（新宿の）吉本本社で取材があって、そのまま劇場に移動やったんですけど、「何か起これ」と思って歌舞伎町を歩きました。

井口：それは、あんまりよくない系のことが起こりそうですね（笑）。

奥田：歩きながら気付いた。「ここで起こったとて！」って（笑）。そういう判断がつかなくなるくらいにテンパってました。

──奥田さんは今年「THE SECOND」で優勝されて、以前と今では起こる出来事の種類は変わりましたか？

奥田：会う人も変わりますし、行く仕事先も変わりました。でも、それこそ今日、大物俳優さんたちとの収録があったんですけど、萎縮して何も起こらなかったです。粗相がないようにするだけなんで（笑）。

井口：そのパターンあるんですよ。裏で話しかけられるわけじゃないですからね。

奥田：優勝したあとのほうが逆に何も起こってないかもしれないです。

──井口さんはよく「仕事以外何もない」とおっしゃっていますが、日々をどうお過ごしですか？

井口：プライベートは基本何もないですからね。だから今日、仕事の報告するだけになるかもしれないです。他番組の収録で起きた話をなんでここでしてるんだよ？っていう。よく考えたら意味はわかんないんですよ（笑）。

──このあとの収録に向けて意気込みを。

奥田：写真もディレクターさんに送らせていただいて、試しにしゃべってみたんですけど、明らかに“気を使ったややウケ”やったんですよ。でももうこの時間やし、ダメ出ししている暇もないからOKしてくれてるだけだと思うので、この数十分でなんとかトークを組み替えていいのが出るようにしたいです（笑）。

井口：この番組はある意味、究極のチームプレーみたいなところもありますから。みんなで盛り上げていきたいです。実は今日出演が決まった人（ライス関町は収録当日の朝、急遽出演が決まった）もいて、それは期待したいです。ホームランが出る可能性もあるし、先輩ですけど大説教する可能性もあります（笑）。ただ、ホームランが出るのは追い込まれた人だと思うので、楽しみにしています。

奥田：どのテレビでも勝手にちょっと追い込まれてるしね、あの人。

即今日話-今日の出来事だけのトークバトル-（全4回）

テレ東 2024年10月7日（月）、10月14日（月・祝）、10月21日（月）、10月28日（月）24:30～25:00
＜出演者＞
ウエストランド / わらふぢなるお / 永野 / ガクテンソク奥田 / きしたかの高野 / ライス関町 / インディアンス田渕 / リンダカラー∞Den