本日10月12日、
笑い飯は先月9月14日にDVD「笑い飯『ご飯』~漫才コンプリート~」を発売。2003年から2005年になんばグランド花月で行われた「吉本漫才大人計画」で披露した漫才の中から、笑い飯と倉本美津留が厳選した8本の漫才が収録されている。本日発売のDVDは、鳥人漫才のCG化など、撮り下ろし映像を集めた作品集。倉本に加え、タナカカツキや菅原そうたらも参加したこれまでにないお笑いDVDとなっている。
DVD2巻購入連動特典では、2人によるある名曲のカバーをダウンロードすることが可能だ。詳しくは、よしもとアール・アンド・シーのオフィシャルサイトにて。
笑い飯インタビュー
――満を持してのソロ初のDVDですが、これまでに出したいという気持ちはなかったのですか?
哲夫:前にDVDを出そうというお話をいただいたときは、みんないっぱい出してる時だったので、だったらうちらはVHSで出させてくださいって言うてたら、経費がすごくかかるから無理やって言われて、そういう話がなくなっていきましたね。
――今回の2本立ての構成はどのように考えたのですか?
哲夫:倉本さんやスタッフさんたちと一緒に。
西田:漫才はもともと収録した素材があったので、まとめて1本にできると。で、コントも出したいってなって、1本目は収録でできるので、1本目の予算も2本目につぎ込めるぞと。それでコントの方は豪華なことできるから、これはいいアイデアやなと気付きました。
哲夫:コント的なものを打ち合わせで膨らませて作るってなったら倉本さんがいいなと思って。倉本さんも「おもろいもの作るで。ほんまに頑張るから」って言うてくれはりました。
西田:浦沢さんは僕ファンやったんですけど、「M-1グランプリ 2009」と「2010」を会場に観にきてはって。倉本さんと知り合いになって、倉本さんが「お知り合い価格で頼んでみる」って言ってくれまして。人脈や知恵を使ってより豪華なDVDにしていただきました。
哲夫:CGも倉本さんが激安でタナカさんになんとか。コネクションさまさまです。
――CG漫才の感想は?
哲夫:あーすごいなーって。基本的に漫才を映像にしたら面白くなくなるパターンが多いんやろなって思ってたんですけど、想像したよりはるかに面白かったです。
西田:撮影の時には、モーションキャプチャーというセンサーがついた全身タイツを着て、ブルーバックの前で1回ネタをやってコンピューターに取り込んで、そのあとブルーバックから顔だけ出して表情を撮ったり。最先端の機械で何してんねんやろって思いましたね(笑)。聞いたらむちゃむちゃ高い機械らしくて、日本にもそんなにないらしいです。
哲夫:そうなんですよ、たいそうにしてもらいましてねぇ。申し訳ないですわ。
――「ご飯」に収録する漫才はどのように決めたのですか?
西田:極力「M-1」で見せていない感じのネタがいいなと。劇場感は出したかったです。特典映像は30分漫才ですし。
哲夫:結構昔の映像ですけど、僕、老けてたからそんなに変化ないんですよ。スーツ文化が変わってきたなっていうのはありますね。今は三つボタンのスーツってないですけど、当時は三つボタンばっかりやったんで。
西田:もともとコンビ組んだ時点で僕らいい年やったんで、今とほぼ一緒。僕の髪型が短かなったり、長なったりですね。
哲夫:ネタも前から変なん作ってたんですけど、いろんなネタあったなーとか、最近やらなくなったやつとはかあります。
――今後のDVDの構想はありますか?
西田:このシリーズは続けばなと思います。
哲夫:赤色、黄色ときてるので、まだ残ってる色ありますし。炭水化物でいうてもまだごはん、パン以外にも残ってますから。
――見てもらいたいポイントは?
哲夫:「ご飯」は、M-1とかでは見られないアドリブ感を見ていただきたいです。「パン」は笑い飯の中のパンというか、漫才を正統派とするならというところのパンなんですけど、コントとも言ってなくて、「見たことない感じ」を楽しんでいただきけると嬉しいです。
西田:「ご飯」は、普通に何組も出てる中のネタやったりするんで、劇場ってこんなんなんやって感じてほしいです。「パン」のほうは一言で何て言ったらいいかわらかんもんに仕上がってるんで、何回も見てほしいです。見るたびに「あ、こんなことになってんのか」とか想像膨らむと思います。細かいところまで面白く仕上がってるんで、メニュー画面とかそんなんも隅々まで楽しんでほしいです。
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