TKO、DVD発売イベントでコントキャラの背景を紹介

昨日10月8日、東京・松竹芸能 新宿角座にて「TKO新作DVD発売記念スペシャルイベント」が行われた。

TKOは先月9月に最新DVD「『TKOゴールデン劇場』～松竹芸能 新宿角座 柿落し公演～」を発売。このDVDでは「キングオブコント2011」でも披露した人気ネタを含む8本に加えて、特典映像には「TKOトークライブ 戯れ言」より、オセロ松嶋、まえだまえだ、北野誠を迎えた傑作トークを収録。さらにライブの舞台裏の映像も見ることができる。

会場には対象店舗でDVDを購入したファンが来場。TKOは「ここにいる人たちは僕たちのこと好きと思っていいんですか？」と感激し、「ゆっくり喫茶店でしゃべりたい」と言いつつ、何度も感謝した。イベントではコントに出てくるキャラクターの詳細を紹介。2人はコントを考えるときに登場人物の背景から考えるということで、そのコントが作られたきっかけなども交えてトークを展開した。

まずは「キングオブコント2008」でも披露した「服部」。阪神の帽子をかぶっているが実はヤクルトファン、40歳、出身は大阪の岸和田、Tシャツは木本の手作りなど次々とプロフィールが明らかになり、「服部なしではTKOのコントはない」とまで言わしめた。次は木本の「名探偵コナン」ならぬ「名探偵キモン」。キモンの異様な直毛に木下は「本番で見てビックリした」と言うと、「天然パーマを気にしてストレートパーマをあててる」と明かした。キモンは実は小さい子どもで、何かが原因で大人の姿になってしまったという。その辛い過去から事件解決に没頭しているということがわかった。

そのほか、新作DVDから「しんぺいと小松さん」「熱熱大陸」「裏口入学」のキャラクターについても説明。「わくわくアフタヌーン」については、KBS京都テレビ「田渕岩夫の得ダネ!てれび」の田渕岩夫がモチーフであることが判明し、コント同様のコーナーで実際に起こっていた出来事を語ると、会場は驚きとともに爆笑に包まれた。

その後は、DVD購入者と一緒に写真撮影と握手会を実施。1人1人と会話をしながらアットホームなイベントとなった。最後は、2人から「キングオブコント」にまつわる秘話も。ある大物演出家と彼らが大会前に繰り広げた出来事に、観客も感動した様子だった。