ガクテンソク、ザ・パンチ、ギャロップら集結「THE SECOND」ライブに連帯感

「THE SECOND ライブツアー'23-24～今、全盛期の漫才師達～」の初日公演が昨日5月26日に東京・有楽町よみうりホールで昼夜にわたって開催された。このライブツアーは過去2回の「THE SECOND～漫才トーナメント～」に出場してきた芸人たちが登場するもの。夜公演では10組が、漫才はもちろん「THE SECOND」にまつわるトークで満席の会場を盛り上げた。

ライブは前半と後半にわかれ、夜公演の前半には、トップバッターのななまがりをはじめ、囲碁将棋、マシンガンズ、ショウショウ、「THE SECOND」初代王者のギャロップが登場。漫才中にはこの大会に関するやりとりも随所に織り込まれた。漫才のあとに行われたのは「THE SECOND」の選考会でもMCを務めるキクチウソツカナイ。進行のもと、客席のファンから寄せられた質問に芸人たちが答える「生クエスチョン」コーナー。ここではマシンガンズ滝沢が“自撮りおじさん”にまつわる質問を受けて「よくぞ聞いてくれた！」と前のめりに。また「明日使える自己紹介」をリクエストされたななまがり森下は、その質問をしたファンの個性を採り入れた自己紹介を即興で披露して盛大な拍手を浴びていた。

後半に登場したのは、リニア、金属バット、ザ・パンチ、ランジャタイ、そして先日「THE SECOND」2代目王者となったガクテンソクの5組。ランジャタイがななまがりのような自己紹介をしたり、ガクテンソク奥田がザ・パンチ・パンチ浜崎のような挙動で舞台に登場したり、といったこのライブならではの連帯感も。「生クエスチョン」コーナーでは、東京・国分寺に住むガクテンソクよじょうが究極の二択を迫られたほか、リニアしょうへいの衣装にまつわるトークで会場が笑いの渦に。囲碁将棋・文田がステージに突如“乱入”して「THE SECOND」への熱い思いを訴える場面もあった。

このツアーは6月23日（日）に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、7月15日（月・祝）に福岡・よしもと福岡 ダイワファンドラップ劇場で実施される。福岡公演は前売りチケットが完売した。