4月26日に自著が世に放たれ、すがちゃん最高No.1は「著者としての僕が生まれ、説得力が芸人として生まれたんじゃないかな」と得意げ。信子が「先生、さすがです! あとはスベらなければ完璧ですね!」とおだてると、「ちょっと最近スベりが立て込んでおりまして。でも、エッセイはスベら……、スベり知らず! エッセイスベり知らずということで。スベり知らずエッセイ」とまとまっていないながらも必死にアピールした。
そんなすがちゃん最高No.1だが、「まさか自分の人生を文字にして世に出すとは思っていなかった」と書籍の出版は驚きの出来事だったようで、「僕みたいな者にこんなにたくさん集まっていただいて。マジで、来ていただいた全員にキスしたい」と集まった報道陣にも感謝。「カッコつけてますけど、根は消極的な男の子の部分もある」と本音をこぼす場面もあったが、“著者モード”に入って堂々と質疑応答に応じようと努めた。
本の感想を聞かれた信子は「さっき楽屋で残り80ページを読み終わりました! めっちゃ泣いた! 普段のしゃべり口調のすがちゃんをここまで文章に落とし込めるってことは、マジのてめえだったんだなって。言ってる言葉はてめえから生まれてる言葉なんだなと思いました!」と言葉にすがちゃんらしさがあふれていたと絶賛。きょんちいも「なんか、面白かったです。へえー、ちゃんと泣けんだあ、って思いました。知らないこともいっぱいあったし、うちらのことが本当に大好きなんだなっていうのが伝わって、うちらも大好きになりました」と笑顔ですがちゃんを褒める。
すがちゃん最高No.1によれば「きょんちいも読める。きょんちいが読めれば日本中の人が読める」がテーマだったそうで、「最初、『悲しい』を『心がひび割れた』とか、表現を難しくしていたんですが、(編集者に)『何言ってるかわかりません』と言われて(笑)。確かに笑いでも言い過ぎな部分があるので、そこのバランスは自分で反省した」と読み手を意識して執筆したという。きょんちいは「本当に本が大嫌いなんですけど、読みやすくしてくれたありがとうって思いました。あと、各所に入っている、“すがちゃん節”みたいなものを出せるのがすごいなーって思いました」、信子は「マジケータイ小説より読みやすかった!」と率直な意見を伝えた。
同書は12歳のときに父親が家からいなくなり、一人暮らしを始めることなったすがちゃん最高No.1が自身の半生、そして破天荒な父親の生きざまを綴ったエッセイ。「自分の生い立ちを見てくれというよりは、父親に親孝行できなかったので、亡くなって3年くらい経つんですが、親父の生き様を形にできたらという思いで書いた」とすがちゃん最高No.1は語った。「オヤジ最低オンリーワン」「友達の家から、家事を盗む」「知らない霊媒師」「カマを持った泥棒VS俺」といった少年時代のエピソードや、「ギャルと親父」「ハイブランドポーズの誕生」といったぱーてぃーちゃん誕生秘話が収録されている。すがちゃん最高No.1は、「もし映像化するとしたら、主演を成田凌さん、親父役を鈴木亮平さんにお願いしたい」と話していた。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
すがちゃん最高No.1が破天荒な父親に捧げたエッセイ、きょんちい&信子も読みやすい - お笑いナタリー https://t.co/hKbktERMoe
すがちゃん「もし映像化するとしたら、主演を成田凌さん、親父役を鈴木亮平さんにお願いしたい」