立川晴の輔が「笑点」(日本テレビ系)のレギュラーメンバーに加入した。
林家木久扇が先月3月をもって番組を卒業したのは既報の通り。本日4月7日放送回では、木久扇に紹介される形で晴の輔が登場した。
晴の輔は、落語立川流 立川志の輔一門の落語家。「笑点 特大号」(BS日テレ)の若手大喜利コーナーで活躍しており、2019年には三遊亭円楽の代演として「笑点」に登場したこともある。落語立川流のレギュラーメンバーは、初代司会者・立川談志以来。晴の輔がレギュラーになったことで、「笑点」メンバーは、東京・江戸落語界に分かれている4つの団体、落語協会、落語芸術協会、落語立川流(立川流)、五代目円楽一門会(円楽党)すべての落語家がそろう史上初のメンバー構成となった。
収録後の会見で「笑点」の新メンバーに選ばれたときの心境を聞かれた晴の輔は「ただただ驚きました。若手大喜利はやらせていただいていたんですけども、木久扇師匠の席は自分ではないと思っていたので本当に驚きました」とコメント。初回の収録を「もう覚えていないですね。なんだかずっと顔が引きつっていたと思うんですけど、気付いたら終わっていたぐらいです」と振り返ると、たい平は「でも好楽師匠も隣でずっと引きつっていたよ」と述べて笑いを誘った。
昇太は「彼が前座の頃から知っているので、ここに一緒に並んでいるのがとても不思議な気はしているんですけど、昔からハツラツとした人だったので、ほかのメンバーとは違う風を起こしてくれるんじゃないかなと感じました」と晴の輔に期待。好楽は「若手大喜利の司会をよくやっていたのですが、この人(晴の輔)はスベったことがないんですよ。本当に天才だなと思った。やっぱり選ばれるわけですね。そして、私の隣に座ってくれて心強い。左(宮治)が邪魔です」と冗談交じりに語る。
また先月3月に番組を卒業した木久扇からは「彼と話したときに、立川談志の命日と晴の輔が生まれた日(11月21日)が重なっていて、『笑点』のメンバーに選ばれたのは、談志師匠のお導きなのではと言っていてビックリした。『笑点』では、私の足跡をたどることはしないで自分の感性で、焦らず、緊張せずに、だんだんと自分の芸風を浸透させていってほしい」とのメッセージが送られた。
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裏本田・柴志朗(鈴木達也) @ssurahonda
「東京・江戸落語界に分かれている4つの団体、落語協会、落語芸術協会、落語立川流(立川流)、五代目円楽一門会(円楽党)すべての落語家がそろう史上初のメンバー構成となった。」
立川晴の輔「笑点」レギュラーメンバー就任、木久扇からは「焦らず、緊張せずに」
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