個展「どんな人生、 ―進― 」を開催する
カメラマンとしてもプロ級の腕を持つことで知られる田津原。個展「どんな人生、 ―進― 」は昨年大阪で好評だった「どんな人生。」を東京版としてバージョンアップさせたもので、新作を追加している。「どんな人生」は「R-1グランプリ2023」で優勝が決まった瞬間に口にした一言。「ダメダメな自分がまさか優勝するなんて、という意味で言ったけど、芸人たちからは不評だった(笑)」と由来を説明し、「。」ではなく「、」にすることでこれからも進んでいくこと、東京進出することを表現したと話した。
田津原が制作した芸人のライブポスター、ネタで使用したフリップや「R-1」優勝を飾ったカードも展示される。田津原は「来てもらったら僕がどんなことができるのか、どんなものが好きなのかがわかってもらえると思う。説明書代わりになれば」と話しつつ、「僕のことを知らない海外の方とかがふらっと寄って、記念にグッズを買ってくれるのが目標」と純粋に作品として評価されたい思いも。
4月にはこれまで活動してきた大阪・よしもと漫才劇場を離れ、東京で活動することを発表している。引っ越しは完了しているといい、東京の印象を聞かれると「すごい電車いっぱいですね!」。「これだけ人がいるということは、見てもらえる機会が増えるんだろうなと。たくさんの人に見てもらいたい、そのために東京に来ました」と東京進出の理由を語った。
本日はカメラ仲間のイワクラを迎えてトークセッションを行った。田津原の写真にイワクラは「え、これやば! ネットで拾ってきた?」と驚きながら、「理音って、私たちの周りの芸人が一斉に言っているのが『会話が成り立たない』。ネタはすごく面白いんですけど、平場が成立しない(笑)。だから、理音と唯一会話できるのが写真なんです」とコメント。「それ僕ただのコミュニケーション苦手なカメラマンやん!(笑)」という本人からのツッコミが入る中、「見てすぐ『いいな!』って思うインパクトがある。全部が一気にパン!とわかる、それまでの時間が速い。それはネタとも繋がっていて、お客さんを一気に引き寄せる。『R-1』優勝する前からお客さんにすごくウケていた。それはすごいなと芸人たちでも話していて、それが写真にも出てる」とその魅力を解説。田津原そのものの解説もお願いすると、「MCをされてる方はすごい練習になる、とんでもなく難しい素材。ぜひ理音でMC力を上げてほしい。すごい扱いづらい。取扱い注意(笑)」と話し、田津原も「僕を回せたら、誰でも回せます!」と東京のMC芸人にアピールした。
イワクラのことはかつて1回だけ撮影したことがあり、「また撮ってみたい。どんな写真がいいですか?」と尋ねる田津原に、イワクラは「どんな写真というより、一緒に写真撮りに行きたい」と希望。田津原は「めっちゃいい! 一緒に写真旅しましょうって言ってましたもんね。行きましょ、みんなで。スーズの高見さんも連れて」と楽しみが増えたようだった。
「どんな人生、 ―進― 」は明日3月2日(土)から11日(月)まで東京・MONKEY GALLERYで開催。
田津原理音 作品展「どんな人生、―進―」
開催期間:2024年3月2日(土)~3月11日(月)10:00~19:00
会場:東京・MONKEY GALLERY
料金:入場無料
田津原理音大阪ラスト単独ライブ「ひとりじゃなかった」
日時:2024年3月31日(日)17:45開場 18:00開演 19:00終演
会場:大阪・よしもと漫才劇場
料金:前売1200円 当日1500円 / 配信1200円
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スーズ 高見 @takamisz
理音の個展行きたかった!
でもみんなできれいな桜撮りに行った時に「ベストショットです」って本町の単眼の信号機送ってきたんがしんどかったんも思い出した。
絶対またやってくれ! https://t.co/MP8pMs6esi https://t.co/iK1auNTc4B