ラジオアプリGERAで配信されている
2020年10月に配信スタートした「囲碁将棋の情熱スリーポイント」の番組開始3周年を記念して制作された公式本。囲碁将棋のグラビアと1万字インタビュー、船上での収録に密着したリポート、番組の歴史を振り返る年表、番組で読まれない「やや弱いメール」を囲碁将棋が添削する企画や、構成作家の松原将貴と立川ヒロナリによるクロストーク、スタッフの証言が収録されている。
書籍化されると聞き、文田が抱いたのは「変なことしているな」という感想。「ラジオなのに船で遊覧しながら録音したりとか、変なことばっかりしている(笑)。でも、うれしいです!」と率直な思いを明かしつつ、「リスナーや仲のいい芸人からの文章も寄せられていて、うれしかった。卒業式のあとの感じ。エモかったです。エモいってこういう感じなんだと思いました」としみじみ語った。
根建も「シューター(=番組リスナー)が盛り上げてくれたおかげで、ちょっとだけGERA内でも『いい番組だ』と評判になった。イベントの開催や今回の出版も、すべてシューターさんの後押し。我々の手柄って感じはしていないです」と感謝する。しかし「Q&Aのコーナーがあって、がんばって書いたつもりなんですけど全然面白くなくて。ちょっとだけボケたりもしているけど、ボケ方も中途半端で……」と内容を反省する場面もあった。
番組は3周年を迎え、文田は「最初から同じテンションでやれているし、それを心がけてきた。よくも悪くも変わらない。『第1回を聴いても最新回を聴いても同じような内容だよね』というのが褒め言葉」と振り返る。根建も「最近は少しテレビにも出させてもらうようになったけど、言っちゃいけないことを言うようにしてます。言っちゃいけないことを言わなくなったらこのラジオは終わりなのかな(笑)」と環境や仕事の内容が変わっても自分たちのスタンスは変えないつもり。文田が「この先仕事が増えて、最終的に足を引っ張るのはこの番組(笑)。国と仕事したりとかしたらダメだと思う」と客観的に述べると、根建は「今も、『文田も全然変わってねえな』と感じますし、僕も(言っちゃいけないことを)言うしかねえか、みたいな感じです」と思いを強くしていた。
昨年2023年は「THE SECOND」出場をきっかけに活躍の場を広げた囲碁将棋。文田が「今までで一番いい1年で、今年は2023年みたいな感じでずっとこのままでいいなって思いました」と“ステイ”を希望すると、「珍しいな! 『それ以上』とかじゃないんだ(笑)」と根建がツッコミ。しかし「今ツッコんだんですけど、けっこうその気持ち(笑)」と即座に同意を示した。
番組は「元プロバスケットボール選手の“サコ”がパーソナリティを務めるラジオ番組『情熱スリーポイント』が終わったため、そのまま居抜きで担当することになった」という設定だが、“本人”にコンタクトを取ったことは一度もない。本人に届かないよう密かにやってきたが、「こんな記者会見もやらせていただいて、着々と終わりに近づいてる気がする。終わりの始まり(笑)」と根建。文田は「怒られて終わるのは全然いい。サコさんに『終わらせてくれ』って言われたら特に言い訳することなく終わります」と潔く言い切っていた。
「囲碁将棋の情熱スリーポイント」はラジオアプリGERAにて毎週火曜20時に最新話が公開されている。
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