最後はガッツポーズで写真撮影「マジ歌選手権」ハライチは芸能界の父ちゃん・中山秀征を召喚

1月3日に「ゴッドタン 芸人マジ歌選手権」（テレ東系）が放送された。劇団ひとりは小倉優子を迎えて“こりん星”を舞台にしたメルヘンなミュージカルを展開。また、ハライチ岩井は“芸能界の父”こと中山秀征をステージに召喚し、盛り上げた。

21回目となる今回の「マジ歌」では、まずトップバッターのバナナマン日村がado「唱」を思わせるパフォーマンスを披露。楽曲はもちろん、「TBSとテレ東に泊まって」練習したというダンスは、「ゴッドタン」ファンで審査員のピエール中野（凛として時雨）を感激させる。審査員が口に含んで吹き出すのを我慢する牛乳はコロナ禍が明けて4年ぶりに復活し、毎回、最後まで1人吹き出すのを我慢している東京03飯塚は「思い出しました、牛乳、しんどい！」と久々の感覚を味わっている様子だった。

トリオ結成20周年の感慨を歌う東京03角田のステージには、お祝いに駆けつけたはずの浜野謙太がマイクを奪ってステージを“乗っ取り”。キーボードを弾くスタイルのバカリズムの風貌は槇原敬之のようで、自身が日頃抱えている違和感を歌に乗せて熱唱した。L.A.コブラことロバート秋山はロックを卒業し、ポップな装いに。バンド名も「KENZENコブラ」に改め、不健全をなくす“魔法”の大事さを歌に込めて訴えた。

岩井は今までずっと側にいてくれた母への感謝を伝えながらも、今後は誰に悩みを聞いてもらえばいいのかわからないと葛藤する思いを歌の中で吐露。すると「悩みがあるなら父ちゃんに言ってみろ！」と中山秀征が現れ、「そんな悩みはエルモミーゴ（燃えるゴミ）さ」と“業界用語”を駆使しながらアドバイスする。トークパートでは中山の業界用語が大好きという司会のおぎやはぎ矢作のリクエストに応え、岩井のパートナー奥森皐月の年齢を「ツェージューナインス（19歳）」と表現したが、さすがに伝わらず全員をきょとんとさせていた。

スポットライトのコーナーにはぱーてぃーちゃんが3人揃って登場し、すがちゃん最高No.1が不安や悩みを綴った日記を音楽に乗せて朗読するが、信子ときょんちぃは気にせず芸能界を楽しんでいる様子。フットボールアワー後藤は新年最初のドジをかまし、「スパイ」をテーマにした楽曲で相変わらずの”ダサさ”を発揮しつつ、すがちゃん最高No.1が使いこなせなかった自らの決めフレーズ「耳、引退した」を見事に生き返らせたり、審査員たちのいじりに即座に反応したりと、ツッコミの手腕を見せつけた。

劇団ひとり扮するターコリンとゆうこりんのステージのあとは、バカリズムが歌った「理由なきガッツポーズ」でマジ歌シンガーたちが写真撮影。なんとも言えない表情でカメラに視線を向けている。番組はTVerで見逃し配信されているのでマジ歌シンガーたちの新曲や審査員とのトークを再度楽しんでみては。

なお、「ターコリン」の3Dフィギュアの発売が決定。詳しくは番組オフィシャルサイトで確認を。