「ギャラクシー賞」テレビ部門の2023年11月度月間賞に、
「ここにタイトルを入力」をはじめとする実験的な番組を手がけてきた原田和実ディレクターによる「有吉弘行の脱法TV」は、有吉が「テレビでできないとされていること」を抜け穴を探してなんとか実現しようとするもの。放送批評懇談会は「『コンプライアンス』の観点から地上波テレビで放送できないとされているもの(タトゥー、乳首、著作権、大人のビデオ)がどこまで映せるか、という原田和実らしい着眼点が光る。笑いのなかにも『コンプライアンス』の曖昧な面が垣間見えて、現在のテレビバラエティのあり方に対するひとつのメッセージにもなっている」との選評コメントを発表した。
「それって!?実際どうなの課 ゴールデン2時間SP」では、チャンカワイがアフリカで5日間生活し、遠くを見続けて視力が上がるのか検証。また森川葵が、カップを積み上げて元に戻すまでの速さを競う「スポーツスタッキング」のアジア大会出場を目指した。放送批評懇談会は「これまでいろいろな分野の高難度の技を瞬時に会得して挑戦ものバラエティの常識を覆してきた『ワイルド・スピード森川』こと森川葵が、スポーツスタッキングで世界大会に出場、メダルを獲得する快挙を成し遂げた。もうひとつの視力回復企画に出演していたチャンカワイもそうだが、とにかく真面目に取り組む姿が感動的である」と番組の魅力を分析している。
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水野達也 @mizunon76
これは凄い!
「有吉弘行の脱法TV」ギャラクシー賞を獲得、コンプライアンスの曖昧な面が垣間見えた - お笑いナタリー https://t.co/IwonmTH14K