男性ブランコ、しずる、ライスら上海でコント披露　村上「快感でした」

中国・上海で開催中の「第9回上海国際コメディフェスティバル2023」にて昨日11月16日に吉本興業コメディスペシャル「コントの回」が行われ、男性ブランコ、ライス、しずる、5GAP、GABEZの5組が、中国語字幕が流れる大型モニターを設置した舞台にてコントを披露した。

この公演のトップバッターを務めたライスのコントは「バナナ」と「chaku」。しずるはコント「高橋英樹」を、高橋英樹の部分を中華圏の大御所俳優・謝賢に入れ替えて演じた。男性ブランコは「怪物のメランコリー」で会場全体を温かい雰囲気に。5GAPはおなじみ「ホワイト赤マン」、GABEZは言葉の壁を超えた笑いで客席を魅了した。

「第9回上海国際コメディフェスティバル2023」で本日17日（金）に、とにかく明るい安村らが出演する「バラエティショーの回」、18日（土）にギャロップらが出演する「漫才の回」、19日（日）に陣内智則のアジアツアー「Unlimited」上海公演などが展開されるのは既報の通り。

「コントの回」終演後コメント

GABEZ

MASA：楽しかった！ 自分達のやりたいことができたんじゃないかと。ショーに全振りではなく、パントマイムの作品で勝負できたなと。きちんと見てくれるお客さんが多かったですね。

hitoshi：最初のライスさんを見て、もう今日は盛り上がるとわかった。僕たちのパフォーマンスはお客さんとつくり上げていく感じなので、舞台に出るまでどうなるかわからないのですが、今日はすごく盛り上がった。でも、これに甘えずに明日も頑張りたいです。

しずる

KAƵMA：どの国も、彼女と来ている男性はあんまり笑わないんだな、と（笑）。彼女の前に面白い男がいるっていう、嫉妬するんでしょうね。その彼氏を悔しがらせることができたっていうことですね。

村上：中国のお客さんにも台本の感じが伝わった。小細工よりも、しっかりネタを見てくれる。字幕が出てから笑いが起きるとか。それが快感でした。通用するんだと、本当にやっててよかったと思いました。1年目の、慣れていないときに受けたときの気分に似てた。「芸人をまだ続けていいんだ」とも思いました。

KAƵMA：やめようと思ってたの？

村上：いやいや（笑）。でも、中国でこんな気分になるとは思わなかった。

5GAP

トモ：紹介VTRは抑えた演出だったので、出オチもウケたし、カツラ外れたところも悲鳴みたいにウケた（笑）。めちゃくちゃ楽しかったです。

クボケン：いいお客さんでしたね。またやりたいです。すごく受け入れられているなと。“上海よしもと”のレギュラーメンバーということで。