山形で農業に取り組むソラシド本坊、そのリアルを映したドキュメンタリー映画公開

ソラシド本坊にスポットを当てるドキュメンタリー映画「脱・東京芸人」が12月15日（金）より山形のMOVIE ON やまがたと鶴岡まちなかキネマで先行公開され、12月23日（土）に東京・新宿K’s cinemaほかで全国公開される。

吉本興業の山形エリアの社員である安達澄子氏が監督を務める「脱・東京芸人」は、山形県住みます芸人として活動し、西川町で農業に取り組んでいる本坊の“リアル”を映した作品。今年4月に開催された「島ぜんぶでおーきな祭 -第15回沖縄国際映画祭-」でプレミア上映されて好評を博した。

「脱・東京芸人」には本坊の相方である水口のほか、宮川大輔、ケンドーコバヤシ、チュートリアル福田、天津・向、ガリガリガリクソン、ぺんぎんナッツ、バクコメ、お野菜太郎、なんだっけいいじま、おかずクラブが登場。また作品の題字を麒麟・川島が担当している。

FANYクラウドファンディングでは、前売鑑賞券付きのリターン企画を12月4日（月）まで実施中。返礼品には、本坊の育てた野菜、彼が普段使っている平清水焼の茶碗や灰皿、作品の公式Tシャツなどがラインナップされた。本坊はTシャツについて「マルシェなどでのお客さんの反応を見るとお子様に不評です。少し怖いみたいでした」とコメントしている。

ソラシド本坊 コメント

このたびは、映画「脱・東京芸人」が全国各地で公開されることとなり大変うれしいです。エンドクレジットを見ると芸人仲間から山形の友達、山形の町の皆さんなどたくさんの方の協力があって映画になったんだと実感し、この場を借りて感謝を申し上げます。そして何より、映画が実現できるかわからない状態の中、カメラを回しに畑に現れた安達さんは本当に変態だと思いました。ありがとうございました。全国各地で公開されていきますが、山形、東京、大阪、愛媛と僕の足跡を逆に辿るような、僕に縁が深いところで公開されます。僕は北へ北へと向かってきたんだなあと感慨深いものがあります。

●返礼品の野菜について
日本一の芋煮になり損ねた野菜です。僕たちがアンバサダーを務めた日本一の芋煮会フェスティバルで食べてほしかったのですが、生育が間に合いませんでした。ぜひ本坊芋煮を作ってみてください。お肉とこんにゃくは各自ご用意いただいて、よろしくお願いします。

●返礼品のTシャツについて
非常に狂気染みたデザインの映画公式Tシャツです。僕としてはカッコよくて気に入っています。マルシェなどでのお客さんの反応を見るとお子様に不評です。少し怖いみたいでした。

●返礼品の茶碗と灰皿について
山形市の平清水焼です。ダイバーシティメディア「ソラシドが行く！」のロケでお邪魔したときに作らせてもらったお茶碗と灰皿です。山形に来て1年目くらいのときに作り、それから4年間使っています。灰皿は台所で料理を作っているときに使っていました。山形の焼き物を関東の方にも使ってもらえたらと思いますが、僕のお茶碗は今後どうしたらいいかはまた別の話です。

安達澄子 コメント

コロナ禍の3年間どこで発表するわけでもなく被写体である本坊さんの人間味がただただ面白かったので撮影していました。一所懸命にやって失敗する。こんな嘘みたいにすんなり行かない人生を歩む人はいないし、だからこそ魅力的なんだと思います。アクションを起こすことに迷っていても、とにかく動き出したらなんとかなるさ。と本坊さんに教えられました。完成に至るまで協力してくださった全ての皆様に感謝申し上げます。