本日6月5日、東京・北沢タウンホールにて「演劇人ばかりの大喜利大会2」が開催された。
今年2011年1月に行われた「Munasawa King Live ♯9 演劇人ばかり集まる大喜利大会」の第2弾が好評につき早くも開催。前回優勝者の宮崎吐夢をはじめとする前回活躍した猛者のほか、加藤啓(拙者ムニエル モッカモッカ)、土屋亮一(シベリア少女鉄道)、永野宗典(ヨーロッパ企画)、中山祐一朗が初出演した。
第1試合は山田真歩対中山。飲み物持参で緊張した様子の中山は1答目がハマらず、山田が先制した。中山はその後お題の前に答えを出す痛恨のミス。同点に追いついたが山田に勝利を奪われた。
第2試合の宮崎対土屋は、1問目の「『大入り満員』の本番前にテンションがた落ち。さて何があった?」で、宮崎がしょっぱなから爆笑のブラック回答。土屋も負けじとミステリー回答で笑いをさらった。結果は接戦の末、宮崎が勝利。土屋は「やってたらどんどん楽しくなってきたのでもっとやりたかった」と語り、MCの林も「それが大喜利のいいところなんですよ!」と喜んだ。
第3試合は加藤と辻修によるモッカモッカ対決。先制した辻が派手に噛んだもののポイント奪取した。その後辻は自由奔放な言動&奇行を連発。その間冷静に得点を重ねた加藤が3対1で勝利した。
第4試合は福田転球対永野。口数の多い無邪気な対決で両者なかなか点数が入らなかったものの、2問目にしてようやく福田が先制し、そのまま3対1で勝利を決めた。
準決勝第1試合は山田対宮崎。山田得意のイラストが冴えるも宮崎が一気に2連取した。冷静な大人の対決に、林も「さっきとは違う雰囲気でいいですね。大喜利っぽいです」とコメント。お題「演劇人が悩まされる職業病を教えてください」では両者爆笑回答の連続となったが、長い俳優歴が活かされ、見事宮崎が勝利をおさめた。
準決勝第2試合の加藤対福田では、福田が1回戦とうってかわって1答目でポイント。一方の加藤は噛んでしまい波乱の幕開けとなった。その後すぐに1対1で膠着状態となったが、加藤がじわじわ攻めて最終的に決勝に駒を進めた。
決勝戦は「中山君に下痢止めをもらった」(宮崎)、「中山君にビタミンウォーターをもらった」(加藤)という、“中山に支えられた2人”による対決。両者ともに、1問目の「飛行機内でスチュワーデスが『この中で演劇人はいませんか?』何が起こった?」というお題で早くもテンションが上がったようで、次々と好回答が飛び出した。戦いは接戦の末、あっという間に共にリーチ。最後のお題「手術を嫌がっている入院中の子どもと演劇人が交わした約束とは?」でしょぼい約束を提案した宮崎が2度目の優勝を決めた。
宮崎は喜びながらも「もういいです」と疲労の様子。惜しくも敗れた加藤は「長い戦いだったんで面白かったです」と笑顔で感想を語った。果たして宮崎を破る演劇人は現れるのか。次回開催を楽しみに待とう。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
決勝は加藤啓と大接戦「演劇人大喜利」宮崎吐夢が2連覇 http://natalie.mu/owarai/news/50717