キュウが初のM-1決勝、ぴろ「でらうれしい」清水「歴代のキュウの中で今が一番」

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ABCテレビ・テレビ朝日系で12月18日(日)に生放送される「M-1グランプリ2022」のファイナリスト9組のコメントをお笑いナタリーで1組ずつ掲載中。本日は、キュウのコメントを紹介する。

キュウ。左から、ぴろ、清水。(c)M-1グランプリ事務局

キュウ。左から、ぴろ、清水。(c)M-1グランプリ事務局

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キュウは初の決勝進出。コメントは11月30日の決勝進出発表から間もなく語られたものだ。決勝の舞台には、ウエストランド、カベポスター、キュウ、さや香、真空ジェシカ、ダイヤモンド、男性ブランコ、ヨネダ2000、ロングコートダディと敗者復活の計10組が登場する。

キュウ コメント

──「M-1グランプリ2022」決勝進出を決めた今の率直な気持ちをお聞かせください。

ぴろ:でらうれしいです……愛知県出身なので。M-1を見て漫才をやりたいと思ってお笑いを始めたので、その舞台に自分が選ばれる日がいよいよ来たな。こういう日って来るんだな、という感覚です。発表で呼ばれたときは「よし!」と声が出ましたが、先に発表された組が静かで「なんで? 音を出しちゃいけないの?」という雰囲気だったので、呼ばれたらちゃんと声を出して喜ぼうと思っていました。

清水:これまで何年も足踏みしたので、ようやくだなと。発表直後、同じ事務所(タイタン)のウエストランドとすぐに握手をしました。仲間で一緒に決勝に上がれたのが、本当にうれしいです。生きてきた中で一番のうれしさでした。

ぴろ:ネタが仕上がっていたので、今年は人生で最高の年にしたいと思っていました。「3回戦はこれ、準々決勝はこっちで準決勝はこのネタで行けば絶対に決勝に上がれる」と経験上確信していたんですが、まさにその通りに来られて「こんなに上手くいくことがあるのか」と。

清水:全部その通りで行ける自信もありましたし、これまで足踏みした分、対策も練れていたので。

ぴろ:とはいえ、M-1は予定通りになるはずのない戦いだと思って挑んでもいたので、決勝に行けるときはこんなにスルっと行けるものなんだなという驚きもありました。

──今年の予選を振り返っていかがでしたか。

清水:波乱はありましたが、僕らは僕らのやるべきことをやるだけという思いでずっと来たので、動揺はなかったです。

ぴろ:受かった人はたまたま受かっただけだし、落ちた人はたまたま落ちただけ。M-1って、どこか「しょうがないじゃん」という面がある大会だと思っているんです。それぞれの戦い、お客さんの前でただただ自分たちのネタがちゃんと出来るかどうかの戦いなので。それができた上で落ちたのなら、それは選ばれなかっただけ。M-1に関しては「受かる」「落ちる」ではなくて、自分との戦いに勝った人が、選ばれるかどうかの大会。自分との戦いに負けないように、納得がいくようにできるかという意味でドキドキ、緊張していました。

清水:M-1だからって特別視せず、普段のライブの通りにやることを心がけていました。

──「ファイナリストの中で自分たちが一番○○だ!」……「○○」に入るのは?

清水:一番、という言い方とは違うかもしれませんが、僕らにしかできない「唯一無二」のネタをしているとは思います。みんなそれぞれ唯一無二だと思いますが、僕らは僕らで「これがキュウです」と自信をもって言えます。

ぴろ:「キュウ-1グランプリ」だったら僕らが優勝です。

清水:そうだな。歴代のキュウの中で、今が一番だしな。

──昨年M-1に出場したときと比べてコンビで進化していることは?

清水:よりポップになったかもしれません。僕らのネタはちょっととっつきにくいところがあったんですが、今までキュウがあまり好きじゃなかった人でも見てもらいやすいネタになったと思います。

ぴろ:M-1で勝つためにね。

清水:M-1のおかげで進化できました。

ぴろ:元々のキュウのオリジナルの部分を強めに出すネタも単独ライブなどでやっていますが、M-1でやるネタは「ポップで受け入れられやすい」という部分を研ぎ澄ませました。

──ほかのファイナリストの中で意識しているコンビは?

ぴろ:意識しないようにしています。結果としてファイナリスト全員で「M-1グランプリ2022」を作るわけですが、「それぞれが自分たちのために自分たちの力を使う」ことの集合体だと思うので。

清水:意識とはちょっと違いますが、ウエストランドやダイヤモンドといった普段一緒にやってきた仲間と最高の大会にできればと。その中で自分たちが一番楽しみたいと思っています。

──敗者復活で勝ち上がってきたら脅威になると感じるコンビは?

ぴろ:脅威か……あくまで自分との戦いですが、強いていうならオズワルドです。

清水:オズワルドは強敵ですね。敗者復活からの優勝もありえますから。

ぴろ:もう1組、コウテイで。大会になると、静かなタイプとコウテイのようなうるさいタイプのどちらかかがハマると思うんです。オズワルドは僕らと同じゾーンですが、逆にもしコウテイが来てめちゃくちゃハマったとしたら、その次のネタ順では出たくないです。温度差でコントラストが出て、むしろいいのかもしれませんが、そういう勢いを求める空気になると僕らはやりづらいと思います。

清水:コウテイは100かゼロかみたいなところがあって、100が出たときの勢いはエグいので。ほかにも仲間がたくさんいるのですが、特に来てくれたらうれしいのは同期のヤーレンズ。一緒にネタをやりたいです。

──優勝賞金1000万円の使い道は?

ぴろ:大きく使いたいですね。高い家具が買いたいです。いいなと思った家具って、だいたい高いじゃないですか。それを惜しみなく買いたい。部屋の改造をしたいです。

清水:そうか、俺もソファ買おう。あと、上じゃなくて前面に扉が付いていて前に開くタイプの洗濯機も。テレビ台も買い換えたいし、テレビも買いたい。家電を一気に買い換えます。

──最後に「M-1グランプリ」決勝へ向けた意気込みを一言で!

清水:絶対に優勝します。

ぴろ:僕ら、キュウを皆さんに教えます。見る人を新しい世界にいざないたい。そうできるようにがんばります。

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「M-1グランプリ2022」敗者復活戦

ABCテレビ・テレビ朝日系 2022年12月18日(日)14:55~17:25
<出演者>
オズワルド / カゲヤマ / かもめんたる / からし蓮根 / ケビンス / コウテイ / シンクロニシティ / ストレッチーズ / ダンビラムーチョ / THIS IS パン / ななまがり / ハイツ友の会 / ビスケットブラザーズ / ママタルト / マユリカ / ミキ / ヤーレンズ / 令和ロマン
MC:陣内智則

「M-1グランプリ2022」決勝

ABCテレビ・テレビ朝日系 2022年12月18日(日)18:34~22:10
<出演者>
MC:今田耕司 / 上戸彩
リポーター:ヒロド歩美(ABCテレビアナウンサー)
ウエストランド / カベポスター / キュウ / さや香 / 真空ジェシカ / ダイヤモンド / 男性ブランコ / ヨネダ2000 / ロングコートダディ / 敗者復活1組
審査員:立川志らく / ナイツ塙 / サンドウィッチマン富澤 / 松本人志 / 中川家・礼二 / 山田邦子 / 博多大吉

M-1グランプリ2022 アナザーストーリー

ABCテレビ・テレビ朝日系 2022年12月26日(月)23:15~

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サンキュータツオ(米粒写経) @39tatsuo

本日このあと26時から27時
TBSラジオ『東京ポッド許可局』です。

マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオでお送りします。

キュウ論です。といっても、鶴太郎さんの「キューちゃん!」ではありません。
M-1前夜に「キュウ」の話。
やってくれるぜ!

#tokyopod

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