鈴木おさむの小説「芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~」が増刷され、新しい帯コメントに
同書は「Quick Japan」にて1年にわたり連載されていた小説。結成11年目、いまだ鳴かず飛ばずの漫才コンビ「イエローハーツ」が、30歳になりあとがないと感じ、交換日記を使ってコミュニケーションを取り始める。
架空のコンビにもかかわらず、そのあまりのリアルさから問い合わせが続出。本物の交換日記だと勘違いした読者から「この芸人は誰?」という質問が寄せられるなど話題となった。
スタイルは一般的な小説とは異なり、交換日記の記述のみでストーリーが進行。まるで漫才のような2人の掛け合いが笑いを誘ううえ、芸人しか知り得ない生活と葛藤を描いており、まさかの展開に今田耕司も号泣したという。
帯の中でタカは「これまでの人生で一番感動した作品」と絶賛。この作品に刺激を受けて「お願い!ランキング」(テレビ朝日系)に芸人交換日記企画を持ち込み、オリエンタルラジオやダイノジがこの企画に参加している。
また、現在発売中の「Quick Japan」95号では、鈴木とオードリー若林の対談が掲載。小説の主人公と同じように厳しい若手時代を経験してきた若林が「笑い」への想いを打ち明けている。まだ手に取っていない人はこの機会にチェックしてみては。
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