base＆5upよしもとメンバーが劇場時代の思い出回想、それぞれの楽屋ノリも

昨日9月18日、「LIVE STAND presents あの頃のbase・5upよしもと」が大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで開催された。

「LIVE STAND 22-23」大阪公演の中で最初にチケットが完売したこの注目公演は、「baseよしもと世代」のFUJIWARA、シャンプーハット、チュートリアル、ギャロップ、ダイアン、とろサーモン、「5upよしもと」世代のモンスターエンジン、スマイル、銀シャリ、かまいたち、藤崎マーケット、天竺鼠が劇場時代の思い出を語るトークイベント。事前にトークタイトルだけで人気投票を行っており、ランキング上位のエピソードから披露していく。

「LIVE STAND」東京公演で「ファン0人」が判明した藤崎マーケット田崎がオープニングアクトとしてパフォーマンスを繰り広げ、ライブは幕開け。全員集合したところで改めてファンの人数を確認すると、この日の会場では6人ほどだった。途中、シャンプーハットてつじこそが「リアルファン0」だという声が上がり、確かめたところ挙手する人が。FUJIWARA藤本は「マジで？ 恥ずかしいよ？」と大きな声で言わないよう勧めた。

トークは陣内智則によるMCのもとテンポよく展開。田崎が「かまいたちが豹変した日」を語れば、同期のかまいたちがお返しにと若くしてブレイクした藤崎マーケットの様子がおかしかったことを明かす。そこへ銀シャリ橋本が藤崎マーケット・トキのエピソードで加わろうとするが、同期ではないため陣内が一蹴。橋本は「人の話あったとき被せていくって劇場で培ってきたよ？」と学んできたお笑いのセオリーを崩され戸惑いを隠せない。そしてこのトークが一段落したところで再度田崎のファンを数えると、なぜか4人ほどに減っていた。

3万人を動員したイベント「base SUMMER SMILE」の話題や、元ストリーク吉本、ソラシド水口らの名前も挙がる。2人からはVTRメッセージも寄せられた。baseと5upそれぞれの楽屋ノリを実演する場面では、天竺鼠・瀬下を盛り上げようとNSC大阪校26期の面々が連携プレーで沸かせた一方、とろサーモン村田とダイアン・ユースケのノリは不発に終わる。笑い飯・哲夫が発明したというギャロップ林を使った「かつらフィッシング」にはシャンプーハット恋さんが挑戦してみたものの、ぬるっと成功してしまい「そらそうやろ！」「思ってた通りや！」と野次が飛んだ。

1位を獲得したとろサーモン久保田の「当時のbaseよしもと」というざっくりとしたタイトルのトークは、内容がタイトルと合っていない、村田のエピソードの盗用といった問題が発覚。最後は瀬下が息子と川原のギャグにまつわるミラクルな思い出を振り返ったが、不要な情報を補足してしまい「いらんなあ」の声も。自分にも関係するこのインパクトの大きい話を覚えているか振られた川原だったが、「なんですか？」と聞いていなかった。

「LIVE STAND presents あの頃のbase・5upよしもと」はFANY Online Ticketで見逃しチケット販売中。若かりし頃の彼らのはちゃめちゃなエピソードの数々に耳を傾けてみては。