「39歳の免許合宿」は、グランジ五明が友人のimai(group_inou)と共に39歳にして自動車学校の免許合宿に参加した際の体験記。最初は自費出版で単行本化し、同人誌即売会コミティアにて販売した。その後、東京・ビームス ジャパンでの「店頭販売」が実現。そして誕生日である8月24日、ワニブックスから“メジャーデビュー”を果たした。
この日、五明はサイン会用の本を載せた車を自ら運転し、同店に納品するさまをインスタライブで生配信。ライス関町が実況を入れる中、来場者たちは五明が無事に到着するのを見届けた。
イベント開始前に実施された囲み取材では、開口一番「集まってくれたお客さんはコア中のコア。このマンガを愛してくれている読者のみなさんに(本を)無事故無違反で届けることができて何よりうれしいです」と笑顔を見せた五明。免許合宿での体験について「30代最後の年にこんな青春が訪れるとは思ってなかった」と回想し、「僕らと同世代の30代、40代の方に読んでほしい。教習所に通っている方、通おうと思っている方にはリアルな教本として読んでいただけると思う」とアピール。そして「妻がSnow Manのファンクラブに入っていて、特にだて様の大ファン。今教習所に通っているそうなので、ぜひだて様に読んでいただきたいです」とSnow Manの宮舘涼太にもメッセージを送った。
免許を取得したことで家庭でのポジションに変化も。五明は「僕が一家の足を手に入れたことで、家庭内での強さのパーセンテージは上がってます。イケア、コストコ行けるようになってます。妻は確実に僕のことを少し尊敬するような目で見始めている」と自信ありげで、「今まで(お願いが)通らなかったような、『ちょっとあそこのあれ取って』みたいなことが叶うようになってます」と喜ぶ。また同作のプロモーションで番組にゲスト出演するなど芸人との共演が増えているといい、「ライブシーンで会っていた後輩たちと、このマンガを通して久しぶりに会えているのがすごくうれしい」と話した。
「自費出版でやりたいことをやって、『お店に置きたい』と言ったらビームスさんが協力してくれた。そしてメジャーデビューした今、“重版”というのを経験したい。その印税で車を買って、その車でみなさんのお近くの本屋さんでイベントして、サイン会をしたい」と夢は膨らむばかり。このストーリーに対して「自分(てめぇ)で創れ!」と自分に言い聞かせるように語っていた。
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「妻がSnow Manのファンクラブに入っていて、特にだて様の大ファン。今教習所に通っているそうなので、ぜひだて様に読んでいただきたいです」
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