クレイジーラッツは、所属事務所の大先輩「クレイジーキャッツ」の魂を受け継ぎ、新しいスタイルの笑いと音楽で日本を元気にしようというコンセプトのもと始動したワタナベエンターテインメントのユニット。ライブでは、コント数本を披露したほか、ジャズの名曲「12番街のラグ」を楽器演奏し、エンディングでチャリティソング「WAE」を観客とともに熱唱した。
それぞれの担当楽器は、我が家・杉山がドラム、我が家・坪倉がギター、ハライチ澤部がトロンボーン、ロッチ・コカドがウッドベース、我が家・谷田部がピアノ、ロッチ中岡がサックス、ハライチ岩井がピアノ。岩井以外の6人は楽器初挑戦だったが、約半年間の猛特訓で大きな成果を見せた。
ユニットコントでは、デパートを舞台にしたミニコントをはじめ、アイドルグループ「KESSITAI」の舞台裏を描いたコントや、ボードゲーム「人生ゲーム」をモチーフにした心温まるコントなどで7人それぞれが持ち味を存分に発揮。合間に「即興替え歌」コーナーやVTRを交えて、バリエーション豊かに観客を楽しませた。
8日の1公演目終了後に行われた会見では、我が家・坪倉が「初めてのアンコールを経験して、どうしたらいいかわからなかった」と笑顔でコメント。ロッチ中岡は「緊張しました。“音を楽しむ”と書いて音楽なんだ、と楽屋で自分に言い聞かせて心を落ち着かせました」とライブ直前の心境を振り返った。また、宮城県に住む兄家族が東日本大震災で被災した我が家・杉山は「被災された方に元気を与えることができるのであれば、クレイジーラッツで行ってライブをやりたい」と被災地訪問を検討していることを明かし、ユニットのリーダーとして「日本を元気にしていきたい」と今後の抱負を語った。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
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