栃木ゴールデンブレーブスは、NPB(いわゆる日本のプロ野球)には属していないものの、川崎宗則らNPBで実績を残した著名な選手も在籍しているプロ球団。名門の済美高校出身で野球芸人として知られている高岸は戦力として見込まれ、球団からオファーを受けた。先日、現在の実力を確かめるべくトライアウトに臨んだ高岸。その様子は会見場のスクリーンでVTR上映され、最終的に合格をつかみとった高岸は晴れてプロ野球選手となった。
会見で高岸は「プロ球団で野球を通じて皆さんに元気、感動、勇気を与えている一員となれたこと、一員となってみんなを応援できることが、とっても幸せです!」と挨拶。今後は芸人との両立になるが「肩書きがなんであれ、今の人生の目的は『応援』」と言い、スケジュール調整については事務所や球団に任せるという。記者からの「軸足はどこへ置く?」という問いには「軸足は全部です!」と断言した。
プロとしての自信を尋ねられた高岸は「入団する前から投げる仕事は多いので、日々トレーニングはしている。その準備があったからこそトライアウトで多少なりとも投げられた。これからも継続して調整したい」と回答。投手としての球速に関しては「143キロと数字では出ているが、心の球速は180キロ!」と高岸節を披露した。目標は「今シーズンの残り試合、全勝で行きます!」とのことだ。相方・前田にこの話を伝えたときの反応を聞かれると「ひたすらに笑ってくれました。僕の相方である前に親友でヒーロー。挑戦もいいんじゃない?と前向きに背中を押してくれたので、前田のためにも全力で」と胸を張った。
雨宮萌果がMCを務めた会見には、江部達也球団社長、寺内崇幸監督、成瀬善久投手兼投手総合コーチも出席。高岸の背番号は16で、成瀬コーチが指定したそう。「この番号は、プロ野球選手の中ではピッチャーの番号というイメージ。星飛雄馬の番号のイメージもあるので、とても光栄です」という高岸について、NPBでも活躍した成瀬コーチは「自分の背番号が17番なので僕に近づいてほしいという思いもある」と期待を寄せた。ファンへ向けて「野球を通じて皆さんを応援していきたい。みんななら、やればできる!」という高岸の挑戦を応援しよう。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
高岸「肩書きがなんであれ、今の人生の目的は『応援』」「軸足は全部です!」/ティモンディ高岸、プロ野球独立リーグ・栃木GBに投手として入団「全勝で行きます!」 - お笑いナタリー https://t.co/uNDct2pvTv