POISON吉田脚本、大山座長の新喜劇新作は驚きの結末

本日4月15日に、新宿・ルミネtheよしもとにて、POISON GIRL BAND吉田脚本、大山英雄座長の吉本新喜劇新作「別れさせられても好きな人」が上演された。

舞台はとある結婚式場。2丁拳銃・修士演じる式場チーフは、この日行われる大企業の御曹司（サカイスト・まさよし）の結婚式に緊張の様子で落ち着かない。スタッフの三瓶、大好物・なんしぃらに指示を出しながら準備を進めていると、ある男が尋ねてくる。それは2丁拳銃・小堀演じる修士の同級生だった。

実は小堀は、この日行われる結婚式の花嫁の元彼氏で、今日の式を中止にしようと画策。その目的を果たすため「別れさせ屋」の大山英雄を雇い連れてくる。大山は新郎新婦に結婚を諦めさせようとあらゆる作戦を用意。最後にはあの大物スターも登場する。

しかしそこに、招かれざる男の姿が。果たして式場にやってきたその男の目的とは。大山の作戦は成功するのか。舞台の最後には観客の予想をくつがえす意外な展開が。笑いと驚きが満載のドタバタコメディとなっている。

ボケながらもツッコミ役に回ることの多い大山が、今回は終始ボケまくり。そこに修士の“ちょうどええ”ツッコミが遠慮なく炸裂し笑いを誘っていた。レイザーラモンRG、国崎恵美、サカイスト・デンペーらの強烈なキャラも見応え十分。この新喜劇オリジナルとなるRGのあるあるソングも飛び出した。

次回公演は4月19日（火）。得意のボケを次々繰り出す大山座長と、吉田の考えた巧妙なストーリーをぜひ生で観てみよう。